オオウラヒダイワタケ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 05:42 UTC 版)
オオウラヒダイワタケは縫道石山で1956年に発見された地衣類である。アリューシャン列島でも見つかっているが、日本では縫道石山だけで発見されている。これは、氷河時代からの生き残りであるとされている。 最初は「人知れず保存した方がいい」と場所を明らかにしないで保護する方針をとった。しかし、近くのヒバ林が伐採され、ガスがかかりにくくなるなど環境が激変、死滅するイワタケが目立ち始めた。また、ロッククライミングの練習場として脚光を浴び、オオウラヒダイワタケは危機に陥った。 そこで、オオウラヒダイワタケは「縫道石山・縫道石の特殊植物群落」として1976年、天然記念物に指定・保護された。
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