エレガント・ジプシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/28 17:44 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『エレガント・ジプシー』 | ||||
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アル・ディ・メオラ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1976年12月 - 1977年1月 | |||
ジャンル | ジャズ、フュージョン | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース | アル・ディ・メオラ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
アル・ディ・メオラ アルバム 年表 | ||||
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『エレガント・ジプシー』(Elegant Gypsy)は、アル・ディ・メオラが1977年に発表したセカンド・ソロ・アルバム。リターン・トゥ・フォーエヴァーを離れ、本格的に独り立ちを果たした作品。「Flight Over Rio」を除く5曲を自作し、作曲家としての成長を見せた。
特に「Mediterranean Sundance」は、アルのキャリアにおいて重要な1曲だ。彼はこの曲で、フラメンコ・ギタリストのパコ・デ・ルシアと初共演を果たす。ここで聴けるアコースティック・ギター2本の絡みは、アルを大いに刺激し、後にアル、パコ、ジョン・マクラフリンによる、いわゆる「スーパー・ギター・トリオ」が誕生する布石となった。また、ハードロック的な激しいサウンドに、スペイン音楽のメロディを持ち込んだ「Race With Devil On Spanish Highway」は、後にアメリカのヘヴィメタル・バンド、ライオットがカヴァーした。
収録曲
- フライト・オーヴァー・リオ - "Flight Over Rio" (ミンゴ・ルイス) - 7:16
- ミッドナイト・タンゴ - "Midnight Tango" (アル・ディ・メオラ) - 7:28
- 地中海の舞踏 - "Mediterranean Sundance" (ディ・メオラ) - 5:12
- レース・ウィズ・デヴィル・オン・スパニッシュ・ハイウェイ - "Race With Devil On Spanish Highway" (ディ・メオラ) - 6:18
- レディ・オブ・ローマ, シスター・オブ・ブラジル - "Lady Of Rome, Sister Of Brazil" (ディ・メオラ) - 1:45
- エレガント・ジプシー組曲 - "Elegant Gypsy Suite" (ディ・メオラ) - 9:16
録音メンバー
- アル・ディ・メオラ (Al Di Meola) - ギター、シンセサイザー、パーカッション、ピアノ
- スティーヴ・ガッド (Steve Gadd) - ドラム
- レニー・ホワイト (Lenny White) - ドラム、パーカッション
- アンソニー・ジャクソン (Anthony Jackson) - ベース
- ヤン・ハマー (Jan Hammer) - キーボード
- バリー・マイルズ (Barry Miles) - キーボード、アコースティックピアノ、シンセサイザー
- ミンゴ・ルイス (Mingo Lewis) - キーボード、パーカッション
- パコ・デ・ルシア (Paco De Lucia) - アコースティックギター (on 3)
固有名詞の分類
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