エメラルディア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/11 23:00 UTC 版)
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| ジャンル | 落ち物パズル |
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| 対応機種 | アーケード [AC] 携帯アプリ (i-mode、EZweb、Yahoo!ケータイ) Wii PlayStation 4 [PS4] Nintendo Switch [Switch] |
| 開発元 | AC ナムコ 携帯アプリ ウインドリーム[1] PS4/Switch ハムスター |
| 発売元 | AC ナムコ Wii,携帯アプリ バンダイナムコゲームス PS4/Switch |
| デザイナー | 見城こうじ |
| プログラマー | 二村忍 |
| 人数 | 1~2人 |
| メディア | AC 業務用基板 Wii,携帯アプリ,PS4,Switch ダウンロード |
| 発売日 | AC Wii PS4/Switch |
| 対象年齢 | Wii PS4/Switch |
| システム基板 | NA-1 |
『エメラルディア』(EMERALDIA)は、1993年7月にナムコが発売した業務用ビデオゲーム[5]。同じ色のキューブをぶつけてヒビを加えて、再度ぶつけて壊していく落ち物パズルゲームである[5]。
使用基板は『F/A』『コズモギャング・ザ・パズル』などでも使用されたNA-1で、企画は見城こうじ。
ゲームシステム
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3個のキューブで構成されたL字型のブロックを移動・回転させ、フィールドに積んでいく。フィールドにあるキューブには同色のキューブを上からぶつけることでダメージを与えることができ、1ダメージでヒビが入り、2ダメージで砕けて消滅する。消滅したブロックの上に別のブロックがあった場合、それらは落下する。
ダメージは縦・横・斜めに隣接する同色のキューブすべてに伝わるようになっており、それを利用することで一度に多数のキューブを破壊することも可能。破壊により落ちてきたキューブが再び同色にぶつかることで、いわゆる「連鎖」を起こすこともできる。
画面上部の赤いラインを超えてブロックが積まれると、L字型のブロックの赤いラインを超えた部分は分解され、左右どちらかに転がる。転がる際、一度だけ転がる方向を変えることができる(この操作が生死を分ける場合がある)。
ブロックでフィールドの全てのグリッドが埋め尽くされ、次のブロックが落ちるスペースがなくなったらゲームオーバーである。ただし、フィールドが全て埋まっていても次のブロックによってフィールドのブロックを消しスペースを確保できればゲームは続行する。
ゲームモード
- アドベンチャー
- ステージクリア型のモード。あらかじめ積まれたキューブを破壊し、フィールド上の海の仲間たちを全員一番下まで落とせばステージクリア。7つの「OCEAN」にそれぞれ5つのステージ(但しAC版の南太平洋は3ステージ、最終ステージは7ステージ)が用意された全40ステージ構成(携帯版は42ステージ)で、OCEANのクリア時やコンティニュー時には「レバー上+ボタン」で使用できるアイテムが手に入る。アイテムは次のOCEANでしか使用できない。
- ノーマル
- フィールドに何もない状態からスタートし、ひたすらキューブを消しつつ無制限に遊べるモード。AC版の初級は落下レベル20で終了する。キューブを落とすごとにゲージ(NEXT表示部の枠で表される)が溜まり、いっぱいになるとフィールド上の1色(置いた部分の真下の色)のキューブを全部消すアイテムのスターが出現する。
- 対戦
- プレイヤー2人で対戦するモード。キューブを多数破壊することで、相手側のフィールドに下からせり上がらせる形でキューブを送り込んで妨害することができ、送り込んだキューブには顔が描かれた「おじゃまキューブ」が混ざることもある。おじゃまキューブは、他のキューブを消しておじゃまキューブ同士をぶつけることで消せる。このモードでも、一定数キューブを落とすごとにスターが出現する。
アドベンチャーモードのアイテム
「ミントのせいなるこころ」以外のアイテムは、各OCEANで救出した仲間に由来している。
- ミントのせいなるこころ
- コンティニュー時、ルーレットで当たると取得。フィールド上のキューブを全て消す。
- たいのかがやくうろこ
- 南太平洋クリア時にもらえる。下2段を残して全てキューブを消滅させる。
- まんぼうのうたたね
- 南大西洋クリア時にもらえる。キューブ配置が初期状態に戻った上で、全てひびが入った簡単な形で面をリトライできる。
- たこのげきりん
- 北極海クリア時にもらえる。フィールド上の全てのキューブ(黒いブロック除く)に1ダメージ与える。
- かにのたくらみ
- インド洋クリア時にもらえる。ステージを2つワープしてスキップする(例:stage1で使用した場合stage3より再開)。
- うみがめのなみだ
- 北大西洋クリア時にもらえる。フィールド上の1色のキューブを全部消す。要はノーマル及び対戦モードのスターと同じだが、こちらは任意で使える。
- ペンギンのまごころ
- 南極海クリア時にもらえる。しばらく落下キューブ全てにひびが入る。
- あんこうのはつこい
- 北太平洋クリア時にもらえる。しばらく落下キューブが一つだけになる。
移植版
- 携帯アプリ版
- 2006年に携帯アプリ(i-mode、EZweb、Yahoo!ケータイ)で配信[1][6]。開発はウインドリーム[1]。
- Wii版
- 2009年3月26日にWiiのバーチャルコンソールの1作品として配信[7]。バーチャルコンソールアーケードの第1弾タイトルである[7]。
- PlayStation 4 / Nintendo Switch版
- 2024年4月18日に『アーケードアーカイブス』の1作品としてPlayStation 4版とNintendo Switch版が配信[8]。日本版と共に海外版も収録。「こだわり設定」にてカンスト上限を変更できる(1000万の位まで集計される)。
脚注
出典
- ^ a b c “有限会社ウインドリーム・開発実績「エメラルディア」”. 2015年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月9日閲覧。
- ^ “アーケードアーカイブス|株式会社ハムスター(『アーケードアーカイブス エメラルディア』 PlayStation 4版 公式サイト)”. ハムスター. 2024年4月18日. 2024年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2024年4月18日閲覧.
- ^ “アーケードアーカイブス|株式会社ハムスター(『アーケードアーカイブス エメラルディア』 PlayStation 4版 北米向け公式サイト)”. ハムスター. 2024年4月18日. 2024年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2024年4月18日閲覧.
- ^ “アーケードアーカイブス|株式会社ハムスター(『アーケードアーカイブス エメラルディア』 PlayStation 4版 欧州向け公式サイト)”. ハムスター. 2024年4月18日. 2024年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2024年4月18日閲覧.
- ^ a b 「同色キューブを2回ぶつけて消す 3モードパズル ナムコからLD「ストリートバイパー」も」『ゲームマシン』第454号(アミューズメント通信社)1993年8月1日、21面。オリジナルの2020年1月31日時点におけるアーカイブ。
- ^ “EZweb向けに「ホッピングマッピー」「エメラルディア」が登場”. ITmedia Mobile. アイティメディア株式会社. 2006年12月19日. 2020年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2024年4月9日閲覧.
- ^ a b ONO (2009年3月26日). “Wiiに懐かしのアーケードゲームを忠実移植! “バーチャルコンソールアーケード”のサービスが本日開始。第1弾は「スペースハリアー」「イシターの復活」など6タイトル”. 4Gamer.net. Aetas, Inc. 2009年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2024年4月9日閲覧.
- ^ “【アケアカ】ナムコ『エメラルディア』Switch/PS4で4月18日配信。キューブをぶつけてクラッシュさせる感覚が楽しい落ちものパズル”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage Inc. 2024年4月18日. 2024年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2024年4月18日閲覧.
外部リンク
固有名詞の分類
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