エメラルズとは? わかりやすく解説

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エメラルズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/10 06:49 UTC 版)

エメラルズ
Emeralds
出身地 アメリカ合衆国
オハイオ州クリーブランド
ジャンル アンビエント
クラウトロック
活動期間 2006年 - 2013年
レーベル Rumraket
4AD
The Leaf Label
公式サイト efterklang.net
メンバー John Elliott(エレクトロニクス)
Steve Hauschildt(エレクトロニクス)
Mark McGuire(ギター)

エメラルズ (Emeralds) は、アメリカ合衆国のインディーロックバンド。2006年から2013年まで、オハイオ州クリーブランドオレゴン州ポートランドを拠点に約8年間活動したトリオグループである。ジャンルはアンビエントクラウトロックミニマル・ミュージック。三人のメンバー、マーク・マクガイアとスティーブ・ハウシルト(スティーヴ・ハウシリト)、ジョン・エリオットはそれぞれソロでも活動をしている。また、Wagon やGneiss Things、Spectrum Spools といったレーベルを主宰している。

経歴

2005年、アメリカ合衆国オハイオ州の大都市クリーヴランド郊外にあるカヤホガ郡ベイ・ヴィレッジとウェストレイクにて、ジョン・エリオット、スティーブ・ハウシルト、マーク・マクガイアの三人によってエメラルズの前身バンドにあたる Fancelions が結成された[1]。2006年、今良く知られる名前であるEmeralds(エメラルズ)に改名され、その六月に初めてエメラルズとしてライブを披露している。その後、40作を超える数の作品を様々なインディーズレーベルで発表した。そして2010年、4枚目のフルアルバムである Does It Look Like I'm Here? をEdition Mego から発表した。このアルバムは高い評価を受け、エメラルズの知名度を大きく上げた。ピッチフォーク・メディアのベスト・ニュー・アルバム[2](年間ベストアルバムランキングでは36位[3])や、Drowned in Sound の最優秀アルバム[4]に選ばれた。

2013年1月、バンドメンバーからマクガイアが脱退した[5]。以降はエリオットとハウシルトの二人で活動する予定だったが、この脱退が報じられてから二週間後に今度はハウシルトが離脱、エメラルズは解散となった[6]

ディスコグラフィ

アルバム

  • Just To Feel Anything (Editions Mego, 2012) - CD/LP
  • Does It Look Like I'm Here? (Editions Mego, 2010) - CD/2xLP
  • Emeralds (Hanson Records, Wagon/Gneiss Things, 2009) - CD/LP
  • What Happened (No Fun Productions 2009, Editions Mego 2010) - CD/2xLP
  • Solar Bridge (Hanson Records, 2008) - CD/LP

シングル、EP

  • Does It Look Like I'm Here? (Daphni Mixes) (Jiaolong, 2012) - 12"
  • Shade / August (Wagon/Gneiss Things, 2010) - 7"
  • In Love / Summerdata (Wagon/Gneiss Things, 2010) - 7"
  • Lake Effect Snow / Science Center (Wagon/Gneiss Things, 2010) - 7"
  • Candy Shoppe / The Cycle of Abuse (Wagon/Gneiss Things, 2010) - 7"
  • Fresh Air (A Soundesign Recording, 2009) - 7"
  • Live (Gneiss Things, 2008) - CDr
  • Queen of Burbank Vol. 2 (Editions Brokenresearch, 2007) - CDr
  • Ledges (Gneiss Things, 2007) - CDr
  • Golden Swirl (Wagon, 2007) - CDr mini
  • Hallucinations (Wagon, 2007) - CDr mini
  • A Row of Exposed Columns (Chondritic Sound, 2007) - CDr mini
  • Dirt Weed Diaries Vol. 2 (Maim & Disfigure, 2007) - CDr
  • No More Spirits Over The Lake (Wagon, 2006) - CDr
  • Bullshit Boring Drone Band (American Tapes, 2006) - CDr
  • Dirt Weed Diaries Vol. 1 (Maim & Disfigure, 2006) - CDr
  • Hidden Field (Wagon, 2006) - CDr mini
  • Demo no. 2 (Wagon, 2006) - CDr
  • Demo no. 1 (Wagon, 2006) - CDr

カセット

  • The Overlook (Wagon, 2009)
  • Planetarium (Tapeworm Tapes, 2008)
  • Allegory of Allergies (Gods of Tundra, 2007)
  • A Real Clean Gang (Together Tapes, 2007)
  • Grass Ceiling (Fag Tapes, 2007)
  • Servant (Wagon, 2007)
  • Smoke Signals (Wagon, 2007)
  • Emeralds (Hanson Records, 2007)
  • Laying Under Leaves (Wagon, 2006)

脚註

外部リンク




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