エニャンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > エニャンの意味・解説 

エニャン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/26 23:57 UTC 版)

Aignan

行政
フランス
地域圏 (Région) ミディ=ピレネー地域圏
(département) ジェール県
(arrondissement) ミランド郡
小郡 (canton) 小郡庁所在地
INSEEコード 32001
郵便番号 32290
市長任期 フィリップ・バラトー
2014年 - 2020年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes Terres d'Armagnac
人口動態
人口 760人
(2011)
人口密度 24人/km2
住民の呼称 Aignanais, Aignanaise
地理
座標 北緯43度41分55秒 東経0度05分03秒 / 北緯43.6986111111度 東経0.0841666666667度 / 43.6986111111; 0.0841666666667座標: 北緯43度41分55秒 東経0度05分03秒 / 北緯43.6986111111度 東経0.0841666666667度 / 43.6986111111; 0.0841666666667
標高 平均:165m
最低:107 m
最高:2222m
面積 32.16km2
Aignan
公式サイト Site officiel d'Aignan
テンプレートを表示

エニャンAignan)は、フランスミディ=ピレネー地域圏ジェール県コミューン

地理

郡庁のあるミランドから39km、オーシュの南西51kmのところにある。

エニャンにはミドゥーズ川の支流プティ・ミドゥーズ川、ミドゥーザン川(いずれもアドゥール川流域に含まれる)が流れる。

由来

エニャンとはラテン語の姓Anniusに由来する。接尾辞は-anumであり、おそらくガロ=ローマ時代にこの地に位置していた所領の所有者の名前であろう[1]。1801年当時、町の名はエニャン=ラ=ジュスティス(Aignan-la-Justice)として知られていた[2]

歴史

町ができたのは620年代である。のちにバスティッド(Bastide)となった。アルマニャック最古の首都であり、かつてはガスコーニュ高等法院が置かれていたこともある。1355年に町はエドワード黒太子によって炎上した。

1590年、防衛の手薄さを利用され、結婚式の際にプロテスタント勢力に攻略された。アンシャン・レジーム時代のエニャンは、既にワインとガラス製品の貿易で有名だった。

経済

ワイン生産が行われており、地理的表示保護(IGP、fr)ワインであるコート・ド・ガスコーニュ(fr)、AOCであるサン・モンAOC(fr)の産地である。蒸留酒アルマニャック売買も非常に活発である。しかし経済はいまだ多くを農業に依存している。のどの痛み止めやデルモコスメティック部門に特化した、ピエール・ファーブル社の工場がコミューン内にある[3]

人口統計

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年 2011年
898 965 932 941 921 842 858 760

参照元:1999年までEHESS[4]、2004年以降INSEE[5][6]

史跡

姉妹都市

脚注

  1. ^ Bénédicte Fénié et Jean-Jacques Fénié, Toponymie gasconne, Éditions Sud-Ouest, 2006, 123 p. (ISBN 2-87901-693-2, notice BnF no FRBNF40160701)
  2. ^ Notice Cassini
  3. ^ Diet et pharm.com
  4. ^ http://cassini.ehess.fr/cassini/fr/html/fiche.php?select_resultat=209
  5. ^ http://www.statistiques-locales.insee.fr
  6. ^ http://www.insee.fr



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エニャン」の関連用語

エニャンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エニャンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエニャン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS