エニシング・ゴーズ (コール・ポーターの曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/12 16:46 UTC 版)
「エニシング・ゴーズ」 | |
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楽曲 | |
英語名 | Anything Goes |
出版 | 1934年 |
作曲者 | コール・ポーター |
作詞者 | コール・ポーター |
「エニシング・ゴーズ」(英語: Anything Goes)は、1934年に発表されたジャズ・スタンダード。作詞・作曲は、コール・ポーター。同年に上演された『エニシング・ゴーズ』のために書かれた[1][2]。
1934年のミュージカルではエセル・マーマンが歌唱している[2]。ミュージカルは1936年に映画『海は桃色』となっているが、この映画でもマーマンが歌唱している[2]。また1956年にも『夜は夜もすがら』として再映画化されているが、こちらではミッツィ・ゲイナーが歌唱している[2]。
解説
曲名は「何でもどうぞ」「自由気まま」「制限なし」といったような意味合いで、使われる文脈によりニュアンスは異なってくる[2]。
歌詞の内容は「昔は女性のストッキングが見えたら大騒ぎ。今では珍しくもなんともない。昔の作家は趣味の良い言葉を知っていた。今では四文字言葉しか使えない。」といったような内容で、コール・ポーターらしい都会的で現代的な風刺が効いている[2]。
収録を行った主なアーティスト
- トニー・ベネット
- フランク・シナトラ[3]
- クリス・コナー[4]
- エラ・フィッツジェラルド[5]
- ヘレン・メリル
- デイヴ・ブルーベック[6][7]
- オスカー・ピーターソン
- スタン・ゲッツ&ジェリー・マリガン[8]
- ローズマリー・クルーニー
- トニー・ベネット&レディー・ガガ
出典
- ^ “Cole Porter / Anything Goes (1934)” (英語). www.sondheimguide.com. 2025年6月2日閲覧。
- ^ a b c d e f CDジャーナル(編)「エニシング・ゴーズ」『ジャズ・スタンダード名曲徹底ガイド 名曲200/決定盤CD800「+α」』 下、音楽出版社、2004年、13頁。ISBN 978-4900340947。
- ^ (英語) Songs for Swingin' Lovers! - Frank Sinatra | A... | AllMusic 2025年6月2日閲覧。
- ^ (英語) Chris Connor - Chris Connor | Album | AllMusic 2025年6月2日閲覧。
- ^ (英語) Sings the Cole Porter Song Book - Ella Fitzger... | AllMusic 2025年6月2日閲覧。
- ^ (英語) Anything Goes: The Music of Cole Porter - Dave... | AllMusic 2025年6月2日閲覧。
- ^ (英語) The Dave Brubeck Quartet - Anything Goes! The Dave Brubeck Quartet Plays Cole Porter, (1967) 2025年6月2日閲覧。
- ^ (英語) Getz Meets Mulligan in Hi-Fi - Stan Getz, Gerr... | AllMusic 2025年6月2日閲覧。
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