エスティモバイルディスプレイとは? わかりやすく解説

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エスティ・モバイルディスプレイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 13:59 UTC 版)

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エスティ・モバイルディスプレイ株式会社
ST Mobile Display Corporation
種類 株式会社
略称 STMD
本社所在地 520-2362
滋賀県野洲市市三宅800
設立 2005年平成17年)3月31日
業種 電気機器
事業内容 モバイル機器向け低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネルの製造等。
代表者 代表取締役社長 林久雄
資本金 1億円
従業員数 394名(2007年8月31日現在)
主要株主 ソニー(株) 80%
(株)豊田自動織機 20%
特記事項:エスティ・エルシーディ(株)とエスティ・モバイルディスプレイ(株)の経営統合に関するお知らせ(2007年9月26日、ソニー・ニュースリリース)より
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エスティ・モバイルディスプレイ株式会社: ST Mobile Display Corporation、略称:STMD)は、かつて存在した日本の液晶ディスプレイメーカー。滋賀県野洲市に本社・工場を置いていた。

概要

ソニー株式会社と株式会社豊田自動織機の共同出資で設立された。

モバイル機器向けの小型の液晶ディスプレイ(低温ポリシリコンLCD)を主に生産していた。IDTech社(台湾奇美電子と日本IBMの合弁会社)の液晶ディスプレイ製造事業(ただしIDTechはアモルファスシリコンLCDを生産していた)を継承した。詳細は沿革を参照。

2007年12月1日付けでエスティ・エルシーディーと経営統合し、ソニーモバイルディスプレイ株式会社となった。その後、2009年3月31日までにソニーの完全子会社となった。

沿革

  • 2001年
    • 奇美電子(台湾)がディスプレイ・テクノロジー(dti)野洲事業所の液晶パネル生産ラインを買収。
    • 10月 - インターナショナル ディスプレイ・テクノロジー(IDTech)設立。社員はdtiに所属し、委託という形で生産開始。
  • 2004年
    • 奇美電子がdtiを100%子会社化することを決定。
    • 5月 - 新生IDTechが設立。社員はdtiを退職し、IDTechに入社。
  • 2005年
    • 1月 - ソニーがIDTech野洲事業所を買収することで、奇美電子と基本合意。
    • 3月 - エスティ・モバイルディスプレイ(STMD)設立。
  • 2006年4月 - 量産開始(IDTech野洲工場にいる社員がSTMDに入社)。
  • 2007年12月 - エスティ・エルシーディーと経営統合し、ソニーモバイルディスプレイ株式会社が発足(出資比率:ソニー86%、豊田自動織機14%)。

関連項目

  • S-LCD - ソニーと韓国サムスン電子との合弁会社である。詳細は当該項目参照
  • エスティ・エルシーディ - こちらもソニーと豊田自動織機との合弁会社で、愛知県で低温ポリシリコンLCDを生産していた。詳細は当該項目を参照

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