エクリプス系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 09:58 UTC 版)
ダーレーアラビアンに遡る父系である。エクリプス自身はヘロド-ハイフライヤー親子の活躍の前に一度もチャンピオンサイア-になれなかったが、19世紀にタッチストンやストックウェルが出て父系を拡大し続けた。19世紀末には傍系のキングファーガスの子孫から史上最も強力な種牡馬であるセントサイモンが出ており、このころまでにはサラブレッドの父系において支配的な勢力を確立した。現在前述のストックウェルの子孫、ベンドアからファラリスを経てネアルコ又はネイティヴダンサーに至る父系が多く、中でも前者の主流であるノーザンダンサー系と、後者の主流であるミスタープロスペクター系は、サラブレッドから他の父系を排除する勢いで拡大している。エクリプス系内でもこれらのファラリス以外の父系に属する馬はかなり珍しくなっている。
※この「エクリプス系」の解説は、「三大始祖」の解説の一部です。
「エクリプス系」を含む「三大始祖」の記事については、「三大始祖」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からエクリプス系を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- エクリプス系のページへのリンク