ウラノセン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/14 01:29 UTC 版)
ウラノセン | |
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ビス(η8-シクロオクタテトラエン)ウラン | |
別称 ウランシクロオクタテトラエニル、U(COT)2 | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 11079-26-8 |
特性 | |
化学式 | C16H16U |
モル質量 | 446.33 g/mol |
外観 | 緑色結晶[1] |
危険性 | |
主な危険性 | 空気中で燃焼 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ウラノセン(英: Uranocene)は、Fブロック元素とシクロオクタテトラエニドとの化合物で、初めて合成された有機ウラン化合物である。ウラノセンは最もよく研究されているビス[8]アヌレン金属である。
合成
ウラノセンは四塩化ウランとシクロオクタテトラエン二カリウムとの反応で初めて合成された。
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ウィキメディア・コモンズには、ウラノセンに関連するカテゴリがあります。 参考文献
- The f elements, Nikolas Kaltsoyannis and Peter Scott. ISBN 0-19-850467-5
- Chemistry of the Elements, N. N. Greenwood and A. Earnshaw. ISBN 0-08-022057-6
関連項目
U(II) U(III) 有機ウラン(III)化合物 - U(C5H5)3
U(IV) 有機ウラン(IV)化合物 - U(C8H8)2
- U(C5H5)4
U(IV,V) U(V) U(V,VI) U(VI)
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