ウォラストン諸島とは? わかりやすく解説

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ウォラストン諸島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 02:54 UTC 版)

ウォラストン諸島(ウォラストンしょとう、スペイン語: Islas Wollaston英語: Wollaston Islands)は、チリ最南部にある諸島で、ナバリノ島の南、ホーン岬(オルノス岬)の北、オステ島の東に位置する。ウォラストン諸島は、北からグレヴィ島(西: Isla Grevy)、ベイリー島(西: Isla Bayly)、ウォラストン島(西: Isla Wollaston)、フレシネト島スペイン語版フランス語版(西: Isla Freycinet)[1]、および周辺の小島(DédaloSurgideroDianaOtarieMiddle、およびAdriana の各島)からなる。ウラストン諸島のカタカナ表記もみられる[2]。ウォラストン諸島は、カボ・デ・オルノス国立公園の一部を形成する。


  1. ^ a b 10.7 Cabo de Hornos - ホーン岬周辺、ウォラストン・エルミテ多島海周辺の地図。スペイン語表記。本文は英語。
  2. ^ 例えば、『デラックス世界地図帳』(谷治正孝ほか(編)、昭文社、2006年、ISBN 4-398-20012-6)、および『小学館世界大地図』(山川史郎(発行)、小学館、2009年、ISBN 978-4-09-526066-2
  3. ^ 『世界地名大辞典9中南アメリカ』(竹内啓一(編)、朝倉書店、2014年、ISBN 978-4-254-16899-0)の「ウォラストン諸島」「オルノス岬」(いずれも船橋恵美執筆)の項によると、ウォラストン諸島はエルミテ島あるいはオルノス岬(ホーン岬)を含む地域として記述され、南半分をエルミテ諸島とはしていない事に留意。『日本大百科全書21』(相賀徹夫(編)、小学館、1988年、ISBN 4-09-526021-1)の「ホーン岬」の項(執筆松本栄次)の記述も同様に、ホーン岬を「ウォラストン諸島中最南の小島(オルノス島)にある。」と記述している。
  4. ^ 地図では、『デラックス世界地図帳』(谷治正孝ほか(編)、昭文社、2006年、ISBN 4-398-20012-6)が本記事におけるエルミテ諸島を含む全域をウラストン諸島と明示している。他に『グランド世界大地図』(全教図(編)、人文社、1981年)、および"Atlas général Larousse"(Harld Fullard, et al(ed), Liberarie Larousse, 1983, ISBN 2031523317)(百科辞典を出版するラルース社フランス語版のフランス語ベースの地図)においても、ウォラストン諸島およびエルミテ島は確認できるがエルミテ諸島は確認できない。
  5. ^ en:Martin Gusinde Anthropological Museum#Stirling Pavilion(「マルティン・グシンデ人類学博物館スペイン語版英語版」の「スターリング展示館」の節)も参照。


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