ウニ (キーロフ州)とは? わかりやすく解説

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ウニ (キーロフ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/10 09:27 UTC 版)

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ウニ
キーロフ州における位置

ウニ (Уни) は、ロシア連邦キーロフ州ウニ地区ロシア語版の行政中心地である都市型集落。ウニ地区の中央に位置する。

ヴャトカ川水系のルムプン川ロシア語版上流部に位置し、シベリア鉄道の駅があるファリョーンキロシア語版から南へ74キロメートル、州都であるキーロフ中心部までの距離は、189キロメートルである。

歴史

ウニは、1646年に創建され、1762年に村としての位置づけが認められた。1874年9月19日には、村に病院が設けられた。1875年には、グラゾフの薬局の支店が設けられた。1897年2月9日には、公共図書館が開設された。1905年には、節酒や文化・娯楽活動のための親睦団体が組織された。十月革命後には、人民の家ロシア語版や、節酒・演劇のための団体も組織された。1923年には、ウニ地区に村ソビエトロシア語版が設けられた。1929年6月10日全ロシア中央執行委員会ロシア語版の決定により、ウニを中心とするウニ地区が設置された。1959年11月14日、ウニ地区は、ファリョーンキ地区ロシア語版に統合された。1965年1月12日に、ウニは都市型集落の地位を獲得し、ウニ地区がかつてと同じ範囲で復活した[1]

人口

ウニの人口
年次 1970 1979 1989 2002 2009 2010 2012 2013 2014 2015
人口 3962 4554 5051 4916 5049 4592 4566 4497 4379 4374

経済

当地には、ウニ製油工場、マリノフスキー食肉コンビナートロシア語版や、家具工場などが立地している。木材加工業も大規模に展開している。周辺には推定埋蔵量数千万トンと見込まれている油田もあるが、含有する硫黄化合物の比率は、一般的な「ウラルスロシア語版」ブランドの原油よりやや高い。天然記念物のボリシェドゥブロフスキー鉱泉 (Большедубровские минеральные источники) も近傍にある。その泥には、硫化水素を豊富に含有する高品質で強力なが含まれている。鉱泉の水は、ナトリウム-塩化物泉で、塩分をおよそ12%含んでおり、湯治に適している。ドストインストヴォ・ウニ・リゾート (Достоинство Унинской курортной) では、治療と湯治をひとつの場所で行える[2]

メディア

ウニでは、新聞『セリスキー・トルジェニク』(«Сельский труженик») が刊行されている[3]

脚注

  1. ^ Унинский район. Историческая справка ウニ地区公式サイト内のページ
  2. ^ Унинский район. Промышленность - キーロフ州政府公式サイト内のページ
  3. ^ Газета Сельский труженик”. КОГАУ "Редакция газеты "Сельский труженик". 2015年8月11日閲覧。

座標: 北緯57度45分00秒 東経51度29分00秒 / 北緯57.75000度 東経51.48333度 / 57.75000; 51.48333



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