ウェルシュフレイムとは? わかりやすく解説

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ウェルシュフレイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/13 19:01 UTC 版)

ウェルシュフレイム
欧字表記 Welsh Flame[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 1973年[1]
Welsh Pageant[1]
Electric Flash[1]
母の父 Crepello[1]
生国 イギリス[1]
競走成績
生涯成績 10戦4勝[1]
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ウェルシュフレイム(欧字名:Welsh Flame1973年 - 不明)は、イギリス競走馬繁殖牝馬

生涯

1973年にイギリスの牧場で出生。母は1959年のダービーパーシアの半妹、祖母は1958年のセントレジャーステークス勝ち馬アルサイドの半姉というかなりの良血であったが、自身は競走馬としては目立った成績を残すことはできなかった。1977年に引退し、生涯成績は10戦4勝[1]

引退後は繁殖入りし、生涯で11頭の産駒を残した[2]。競走馬として最も成功したのは3番仔のFlame of Taraで、1983年に当時G2のコロネーションステークス愛プリティーポリーステークスを制したほか、G1の英チャンピオンステークスでも2着に入る活躍を披露した[3]。1995年6月生まれのTornado Princeが最後の産駒となり[2]、以降の動向は不明。

ウェルシュフレイムは孫以降の子孫の活躍が顕著であり、初仔Fruitionは1995年BCターフ勝ち馬のNorthern Spur、Flame of Taraは1990年英オークスなどG1・5勝のSalsabilと1991年セントジェームズパレスステークス勝ち馬のMarju、6番仔Welsh Loveは1997年仏グランクリテリウム勝ち馬のSecond Empireの母となった。またFruitionの子孫には、日本のテンハッピーローズドゥレッツァがいる。

主要なファミリーライン

牝系図の主要な部分(G1級競走優勝馬、日本のグレード制重賞優勝馬、その他個別記事のある馬)は以下の通り。*は日本に輸入された馬。

血統表

ウェルシュフレイム血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 オーエンテューダー系

Welsh Pageant
1966 鹿毛
父の父
Tudor Melody
1956 黒鹿毛
Tudor Minstrel Owen Tudor
Sansonnet
Matelda Dante
Fairly Hot
父の母
Picture Light
1954 鹿毛
Court Martial Fair Trial
Instantaneous
Queen of Light Borealis
Picture Play

Electric Flash
1962 鹿毛
Crepello
1954 栗毛
Donatello Blenheim
Delleana
Crepuscule Mieuxce
Red Sunset
母の母
Lightning
1950 鹿毛
Hyperion Gainsborough
Selene
Chenille King Salmon
Sweet Aloe
母系(F-No.) (FN:2-f) [§ 2]
5代内の近親交配 Donatello:M3×S5、Hyperion:M3×S5、Lady Juror:S5×S5、Solario:S5×M5、Malva:M5×M5 [§ 3]
出典
  1. ^ [4], [5]
  2. ^ [4]
  3. ^ [4], [5]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k Welsh Flame(GB)”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2025年8月11日閲覧。
  2. ^ a b Welsh Flame(GB)|牝系情報”. jbis.or.jp. 2025年8月13日閲覧。
  3. ^ Flame of Tara(IRE)”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2025年8月13日閲覧。
  4. ^ a b c 血統情報:5代血統表|Welsh Flame(GB)”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2025年8月13日閲覧。
  5. ^ a b Welsh Flameの血統表”. netkeiba.com. 2025年8月13日閲覧。

外部リンク




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