ウィキメディア・エンタープライズとは? わかりやすく解説

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ウィキメディア・エンタープライズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/09 20:23 UTC 版)

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ウィキメディア・エンタープライズ (英語: Wikimedia Enterprise) は、ウィキペディアを含むウィキメディア・プロジェクトのデータを、より使いやすい形で、ただし有料で提供する、ウィキメディア財団の商業部門である。

これにより顧客は、ウェブAPI、特定の瞬間のデータ・スナップショットストリーム・プロセッシングなど、様々なフォーマットで大量のデータを取得することができる。しかし無料で使いたい組織や企業は、従来通りウィキペディアの「生の」データを使うことになる[1]

この創設は2021年3月に発表された [2][3]。そして部門は2021年10月26日に開始した[4][5]

グーグルインターネットアーカイブは最初の顧客である。グーグルとウィキメディア財団との契約金額は公表されていない[6]。しかしインターネットアーカイブはこのサービスに対価を支払っていない[7]

脚注

  1. ^ "Wikipédia veut faire payer les Gafa". Les Echos (フランス語). 17 March 2021. 2022年10月19日閲覧
  2. ^ Cohen, Noam (16 March 2021). "Wikipedia Is Finally Asking Big Tech to Pay Up". Wired. 2021年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月7日閲覧
  3. ^ Wyatt, Liam (16 March 2021). "Introducing the Wikimedia Enterprise API". Diff. Wikimedia Foundation. 2022年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月7日閲覧
  4. ^ Roth, Emma (22 June 2022). "Google is paying the Wikimedia Foundation for better access to information". The Verge. 2022年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月22日閲覧
  5. ^ "Wikimedia Enterprise: A New Part of Free Knowledge Infrastructure". Open Future (英語). 27 October 2021. 2022年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月7日閲覧
  6. ^ "Google devient client de Wikipédia". LEFIGARO (フランス語). 22 June 2022. 2022年8月3日閲覧
  7. ^ "Google va rémunérer Wikipédia en devenant son premier client". BFMTV (フランス語). 2022年8月3日閲覧

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