インフィニティJとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > > インフィニティの車種 > インフィニティJの意味・解説 

インフィニティ・J

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/13 08:15 UTC 版)

インフィニティ・J30
概要
別名 日産・レパードJ.フェリー(3代目)
製造国 日本
アメリカ合衆国
販売期間 1992年 - 1997年
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン V6 3.0L VG30DE
変速機 4AT
車両寸法
ホイールベース 2,761mm
車両重量 1,624kg
系譜
先代 インフィニティ・M30
後継 インフィニティ・I30
テンプレートを表示

JInfiniti J)は、日産自動車が展開する高級車ブランド「インフィニティ」でかつて販売されていたセダン日産・レパードJ.フェリー姉妹車である。

概要

1992年4月7日M30の後継として発売された、G20Q45の中間クラスに位置するセダン。先代のM30はクーペであったため、インフィニティでは初めてのMクラスセダンとなった。デザインは日産デザインインターナショナル(現: 日産デザインアメリカ サンディエゴ)の代表ジェリー・ヒルシュベルクが担当した。本来はインフィニティ専用車となる予定であったが、3代目レパードの開発中止を受け、日本においても日産ブランドから「レパードJ.フェリー」(通算3代目)として発売された(日本市場は1992年6月1日より発売)。生産は日産自動車栃木工場

Q45との競合を避けるため、レパードJ.フェリーとは異なりV型8気筒エンジンはラインアップされず、V型6気筒3.0LのVG30DE型エンジンのみを搭載した。このエンジンは日本国内仕様のレパードJ.フェリーに搭載されるものと同型式であるが、エンジンのインマニ形状などが異なるフェアレディZ系の仕様であり、最高出力も210psと日本国内仕様よりも少し高くなっている。

ベースはY32型セドリック / グロリアだが、内外装共に手が入れられている。外装はレパードJ.フェリーとほぼ変わらないが、フロントフェイスはレパードJ.フェリーがメッキグリル + 異型2灯式ヘッドランプであるのに対し、J30はブラックアウトグリル + 4灯プロジェクターヘッドランプとなっている。また、ツーリングモデルである「J30t」も設定され、リアスポイラーやBBS製ホイール、HICASが装備された。

大規模な変更はなかったものの、1994年にはシートヒーターが改良され、1995年には新たにOBD2が搭載された。

1997年6月18日に生産を終了し、I30が後継となった。

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「インフィニティJ」の関連用語

インフィニティJのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



インフィニティJのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのインフィニティ・J (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS