インターフェース分離の原則とは? わかりやすく解説

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インターフェース分離の原則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/22 15:21 UTC 版)

 インターフェース分離の原則(インターフェースぶんりのげんそく、:Interface segregation principle)はソフトウェアエンジニアリングにおいて、使用しないメソッドにコードを強制的に依存させてはならない、という原則である[1]

インターフェース分離の原則によって大きなインターフェースをより小さく、より具体的なものに分割しクライアントは自分にとって重要なインターフェースのみを認識すればよくなる。このような縮小されたインターフェースはロールインターフェースとも呼ばれる[2]。システムを分離した状態に保ちリファクタリング、変更、再展開を簡単にすることを目的としている。オブジェクト指向設計の5つのSOLIDのうちの1つである[3]。インターフェース分離の原則はオブジェクト指向設計を超えて一般的な分散システムの設計における重要な原則でもあり、マイクロサービス設計の6つのIDEALS原則の1つでもある[4]

出典

  1. ^ Martin, Robert (2002). Agile Software Development: Principles, Patterns, and Practices. Pearson Education 
  2. ^ bliki: Role Interface”. martinfowler.com. 2025年2月22日閲覧。
  3. ^ Interface-Segregation Principle (ISP) - Principles of Object-Oriented Class Design - David Hayden [MVP C# - CodeBetter.Com - Stuff you need to Code Better!]”. web.archive.org (2010年8月20日). 2025年2月22日閲覧。
  4. ^ The InfoQ eMag: Re-Examining Microservices after the First Decade” (英語). InfoQ. 2025年2月22日閲覧。

インターフェース分離の原則 (Interface segregation principle)(英語版)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 17:02 UTC 版)

SOLID」の記事における「インターフェース分離の原則 (Interface segregation principle)(英語版)」の解説

Many client-specific interfaces are better than one general-purpose interface.(→汎用インターフェース一つあるよりも、各クライアント特化したインターフェースがたくさんあった方がよい) この原則下のinterfaceは、様々に機能分化されて細かな用途ごとに定義されることになる。

※この「インターフェース分離の原則 (Interface segregation principle)(英語版)」の解説は、「SOLID」の解説の一部です。
「インターフェース分離の原則 (Interface segregation principle)(英語版)」を含む「SOLID」の記事については、「SOLID」の概要を参照ください。

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