インターフェロン放出後のシグナル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 09:54 UTC 版)
「I型インターフェロン」の記事における「インターフェロン放出後のシグナル」の解説
I型インターフェロンのシグナルはJAK/STAT系と呼ばれる形で伝えられる。これはまず、インターフェロンがその受容体であるIFNARに結合すると、その近くにある非受容体型チロシンキナーゼのJAK(ヤーヌスキナーゼ)がリン酸化されることで活性化する。次に活性化したJAKがSTAT(シグナル伝達兼転写活性化因子)をリン酸化する。そしてリン酸化されたSTATは二量体を形成し核内に移行して標的遺伝子の転写を活性化するのである。
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