インターナショナル・リース・ファイナンスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 組織・団体 > 企業・法人 > 海外の企業 > カリフォルニア州の企業 > インターナショナル・リース・ファイナンスの意味・解説 

インターナショナル・リース・ファイナンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/07 18:14 UTC 版)

International Lease Finance Corporation (ILFC)
種類
部門
業種 航空機リース、販売
設立 1973
解散 2014年 
本社 カリフォルニア州ロサンゼルス
主要人物
Henri Courpron, CEO
Fred Cromer, President
売上高 US$4.73 billion (2007)
利益
US$604 million (2007)
従業員数
290 (2013/3)
親会社 エアキャップ
ウェブサイト www.ilfc.com

インターナショナル・リース・ファイナンス・コーポレーションILFC, International Lease Finance Corporation) はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を置く航空機リース会社。多国籍保険会社AIGの傘下であったが2014年に同じ航空機リース企業のエアキャップに買収された。

概要

ILFC社は1973年、レスリー・ゴンダとルイス・L・ゴンダのゴンダ親子と、スティーブン・F・ウドヴァーヘイジーの3人によって設立された。 1990年に保険会社大手AIGに買収された際、ゴンダ親子は経営から退いたが、ウドヴァーヘイジーは経営陣に留まり、2010年までCEOを務めた。

ボーイングエアバスの航空機をエア・カナダエールフランスルフトハンザアメリカン航空など世界中の航空会社にリースしている。

なお、ILFCが発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)はQ8で、航空機の形式名は747-4Q8, 767-3Q8ER, 777-2Q8ER などとなる。

AIGの経営危機の中で

2007年に発生したサブプライムローン問題により、ILFCの親会社であるAIGも多額の損失を計上し、経営危機に陥った。その中で、AIGが資金を確保するためにILFCを売却するとの観測が流れており、創業者であるウドヴァーヘイジーが有力な買い手とされていた。しかし2010年2月、ウドヴァーヘイジーは同社を退職し、新たに航空機リース会社であるエア・リース・コーポレーション英語版 を設立した。

親会社であるAIGの経営悪化により同社の資金調達コストは上昇しており、同社は2010年4月、53機の航空機をオーストラリアの大手投資銀行であるマッコーリー銀行に20億ドルで売却した。

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「インターナショナル・リース・ファイナンス」の関連用語

インターナショナル・リース・ファイナンスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



インターナショナル・リース・ファイナンスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのインターナショナル・リース・ファイナンス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS