SMBCアビエーション・キャピタルとは? わかりやすく解説

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SMBCアビエーション・キャピタル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/29 14:56 UTC 版)

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SMBC AVIATION CAPITAL 株式会社
種類 株式会社
本社所在地 アイルランド
IFSC House, IFSC Dublin 1
設立 2001年
業種 その他金融業
事業内容 航空機リース事業
代表者 林田 伸一(会長)
Peter Barrett(CEO)
従業員数 175人以上
支店舗数 9
外部リンク http://www.smbc.aero/
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SMBCアビエーション・キャピタル(SMBC Aviation Capital)は三井住友銀行グループの航空機リースを行っている企業。以前はロイヤルバンク・オブ・スコットランド・グループ英語版(RBSグループ)のRBSアビエーション・キャピタル(RBS Aviation Capital)。アイルランドダブリンを拠点に東京ニューヨークマイアミアムステルダムトゥールーズシンガポール北京上海香港に支部を有する。

歴史

2007年から始まった世界金融危機の最中、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドグループ傘下のRBSアビエーションキャピタルは発注済みの25機のボーイング787(額面は約38億ドル[1])をキャンセルした。その後、2010年7月のファーンボロー国際航空ショーにおいて76億ドルで52機のエアバスA320と43機のボーイング737-800を注文した[2]

RBSグループ再編に際し、非中核事業と位置づけられ、売却する計画が建てられたが2010年4月にこの計画は凍結された[3]。同年、数人の重要なマネージャーたちはRBSアビエーションキャピタルを離れ、同じ航空機リース企業のアボロンに移籍した[4]

2012年1月17日、RBSはRBSアビエーション・キャピタルを三井住友銀行三井住友ファイナンス&リース住友商事の3社が形成するコンソーシアム[5]に73億ドルで売却することで合意し、2012年第3四半期までに売却を完了する予定であると発表した[6]。売却は2012年6月1日に完了し、SMBCアビエーション・キャピタルへ名称を変更した[7][note 1]

2012年10月15日、以前から三井住友ファイナンス&リース住友商事が行っていた航空機事業会社3社(SMFL Aircraft Capital Corporation B.V.[note 2]、SMFL・エアクラフト・キャピタル・ジャパン株式会社[note 3]、Sumisho Aircraft Asset Management B.V.[note 4])をSMBCアビエーション・キャピタルに統合する計画であると発表した[8]。 2012年にSMBCグループの一員となった後、SMBCアビエーション・キャピタルは2013年11月29日、全日空(ANA)と同社が保有しているA320-200の3機をリースする契約を結んだと発表した。

機材

2019年現在の保有機材は以下の通りである[9]

ほか20機、総計731機

脚注

注釈

  1. ^ 出資比率はSMFL 60パーセント、SMBC 30パーセント、住友商事 10パーセント
  2. ^ SMFL Aircraft Capital Corporation B.V.(オランダ) - SMFL 60パーセント、住友商事 40パーセント
  3. ^ SMFL・エアクラフト・キャピタル・ジャパン株式会社(日本) - SMFL 60パーセント、住友商事 40パーセント
  4. ^ Sumisho Aircraft Asset Management B.V.(オランダ) - 住友商事 100パーセント

出典

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