イネツム

デジタル大辞泉

いね‐つ・む【稲積む】

読み方：いねつむ

［動マ四］《動詞「い（寝）ぬ」（下二）の連用形「いね」に掛けて、正月に用いる忌み詞》寝る。《季 新年》⇔稲挙ぐ。

「ちゃうど元日を待つ心地…、ちっとの間—・まう」〈浄・妹背山〉

隠語大辞典

イネツム

読み方：いねつむ

1. 寝子ルコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・京都府〕
2. 稲ヲアグルともいふ。寝ルといふ正月詞。ネルは病臥の意にも通ずるより忌みて避くる也。歩簫、かしこげに稲積む春のゆだんかな。

分類 京都府

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季語・季題辞典

稲積む

読み方：イネツム（ｉｎｅｔｓｕｍｕ）

正月の忌み詞で、寝ることをめでたくいったもの。元日寝ることをいうのだとも、三が日の間使うともいわれる

季節 新年

分類 人事

稲積む

読み方：イネツム（ｉｎｅｔｓｕｍｕ）

刈りとった稲を積むこと

季節 秋

分類 人事