イソコリスマターゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/01/30 02:16 UTC 版)
イソコリスマターゼ | |||||||||
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識別子 | |||||||||
EC番号 | 3.3.2.1 | ||||||||
CAS登録番号 | 37288-64-5 | ||||||||
データベース | |||||||||
IntEnz | IntEnz view | ||||||||
BRENDA | BRENDA entry | ||||||||
ExPASy | NiceZyme view | ||||||||
KEGG | KEGG entry | ||||||||
MetaCyc | metabolic pathway | ||||||||
PRIAM | profile | ||||||||
PDB構造 | RCSB PDB PDBe PDBsum | ||||||||
遺伝子オントロジー | AmiGO / EGO | ||||||||
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イソコリスマターゼ(Isochorismatase、EC 3.3.2.1)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
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イソコリスミ酸 + 水
2,3-ジヒドロキシ-2,3-ジヒドロ安息香酸 + ピルビン酸
従って、この酵素の基質は、イソコリスミ酸と水の2つ、生成物は2,3-ジヒドロキシ-2,3-ジヒドロ安息香酸とピルビン酸の2つである。
この酵素は加水分解酵素に分類され、特にエーテル結合に作用する。系統名は、イソコリスミ酸 ピルビン酸-ヒドロラーゼ(isochorismate pyruvate-hydrolase)である。2,3-ジヒドロキシ-2,3-ジヒドロ安息香酸シンターゼ(2,3-dihydroxy-2,3-dihydrobenzoate synthase)等とも呼ばれる。この酵素は、シデロホアの生合成に関与している。
構造
2007年末現在で、3つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1NF8、1NF9、2FQ1である。
出典
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