イカ (カメラ)とは? わかりやすく解説

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イカ (企業)

(イカ (カメラ) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 19:59 UTC 版)

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イカInternationale Camera ActiengesellschaftIca AG)はドイツにかつて存在したカメラメーカーである。

歴史

製品一覧

  • アトム - 原子を語源とする小型カメラ。
  • ドナター[2]
  • ベベ - クラップカメラ
  • イカレッテIcarette ) - ロールフィルムを使用するフォールディングカメラ[1]。4×6.5cm判、6×9cm判、6.5×11cm判、8×10.5cm判などがある[1]。ツァイス・イコンになっても引き続いて製造された[1]
  • イデアルIdeal ) - 元々ヒュッティヒで製造されていた蛇腹カメラで、ツァイス・イコンになっても引き続いて製造された。高級機。
  • ジュウェルJuwel ) - ツァイス・イコンになっても引き続いて製造された。レンズボードシステムによりレンズが交換できる。
  • ポリスコープPolyskop ) - 元はツーラオフで製造されていたステレオカメラで、ツァイス・イコンになっても引き続いて製造された[1]。箱形、畳み込み型など各種ある[1]。45×107mm判、60×130mm判があった[3][1]
  • マキシマーMaximar ) - 蛇腹カメラで、ツァイス・イコンになっても引き続いて製造された。中級機の中でも下位機種。6.5×9cm(大名刺)判、8×10.5cm(手札)判[4]、9×12cm(大手札)判、10×15cm(ポストカード)判、写真乾板またはフィルムパック。
  • ミニマム・パルモス - 元はパルモスで製造されていたフォールディングカメラ[1]
  • トロナー[2]
  • ボルタ[2]
  • ヴィクトリックスVictrix 、1912年発売[1]) - 日本ではアトムより3割ほど安価に販売された普及版でスプリングカメラではなくレンズボードは手で引き出す方式[1]。アトムやベベと共用できない押し込み式の取枠を使用する[1]。1925年まで販売された[1]

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 『クラシックカメラ専科No.12、ミノルタカメラのすべて』p.152-155。
  2. ^ a b c 『クラシックカメラ専科』p.103。
  3. ^ 『クラシックカメラ専科』p.96。
  4. ^ 『クラシックカメラ専科No.2、名機105の使い方』p.153。

参考文献

  • 竹田正一郎『ツァイス・イコン物語』光人社 ISBN 978-4-7698-1455-9
  • 『クラシックカメラ専科』朝日ソノラマ
  • 『クラシックカメラ専科No.2、名機105の使い方』朝日ソノラマ
  • 『クラシックカメラ専科No.12、ミノルタカメラのすべて』朝日ソノラマ



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