アンソニー・カーター (バスケットボール)とは? わかりやすく解説

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アンソニー・カーター (バスケットボール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/23 04:25 UTC 版)

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アンソニー・カーター
Anthony Carter
現役時代 (デンバー・ナゲッツ) のカーター
スーフォールズ・スカイフォース AC
役職 アシスタントコーチ
ポジション(現役時) PG
背番号(現役時) 25,7,4
身長(現役時) 185cm (6 ft 1 in)
体重(現役時) 86.2kg (190 lb)
基本情報
本名 Anthony Bernard Carter
ラテン文字 Anthony Carter
誕生日 (1975-06-16) 1975年6月16日(44歳)
アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州アトランタ
出身 ハワイ大学
ドラフト 1998年 ドラフト外 
選手経歴
1999-2003
2003-2004
2004-2006
2006-2011
2011
2011-2012
マイアミ・ヒート
サンアントニオ・スパーズ
ミネソタ・ティンバーウルブズ
デンバー・ナゲッツ
ニューヨーク・ニックス
トロント・ラプターズ
指導者経歴
2013-2015
2015-2016
2016-
オースティン・スパーズ (AC)
サクラメント・キングス (AC)
スーフォールズ・スカイフォース (Dリーグ) (AC)

アンソニー・カーターAnthony Bernard Carter1975年6月16日 - )はアメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身の元バスケットボール選手。NBAデンバー・ナゲッツなどで活躍した。ポジションはポイントガード。引退後、2013年からDリーグオースティン・スパーズでアシスタントコーチを務め、現在はスーフォールズ・スカイフォースのアシスタントコーチを務めている。

略歴

高校を1年次に退学したが、サドルバック・コミュニティ・カレッジを経てハワイ大学に進学、1試合あたりアシスト数で大学記録を塗り替えるとともに史上10人目の1000ポイントも達成した[1]

したのち1998年のNBAドラフトにエントリーしたが指名を受けることができず、CBAヤカマ・サンキングスで1シーズンを過ごした後、マイアミ・ヒートと契約した。

2003年、エージェントの契約手続き上のミスにより、ヒートから放出されサンアントニオ・スパーズに移籍する(このエージェントは後に解雇された)。しかし、スパーズでは僅か5試合に出場した後にロスターから外され、その年はそれ以降出場機会を与えられることはなかった。

2004年からはミネソタ・ティンバーウルブズに移籍したが、活躍の場を与えられることもなく2007年4月12日にデンバー・ナゲッツにトレードされ、シーズン終了後にナゲッツからも放出された。翌シーズンはイタリアリーグで迎えることとなったが、8月29日に所属チームから放出され、2日後に再びナゲッツと契約した。

2007年12月20日のヒューストン・ロケッツ戦で、残り0.8秒で試合を決めるレイアップを沈めチームを112-111の逆転勝利に導くと、次第に出場時間を増やしてゆき、チームの信頼を得るようになる。結局その年は、出場時間に恵まれたこともあり、得点を始めとするほとんど全ての成績で過去最高を記録し、特にポイントガードながら1シーズンで28ブロックを記録した守備力は高く評価されるようになった。

2008年7月1日、フリーエージェントとなったがすぐにナゲッツとの再契約を結んだ[2]2008-09シーズンは78試合に出場し、1試合平均22.9分に出場し5.3得点、4.7アシストを記録し、2009年8月14日、ナゲッツと1年130万ドルで再契約を果たした[3]。2009-10シーズンは54試合に出場、1試合あたり15.9分の出場で平均3.3得点、3.0アシストを記録、チームのノースウェストディビジョン2年連続制覇に貢献し[4]、2010年7月14日にナゲッツと1年130万ドル(リーグ最低年俸)で再契約を結んでいる[5][6]

2011年2月22日、カーメロ・アンソニーチャウンシー・ビラップスシェルデン・ウィリアムスレナルド・バークマンと共に、大型トレードに伴い、ニューヨーク・ニックスへ移籍。

2011年12月12日、 トロント・ラプターズと契約したが[7]、2012年3月15日、ウェーブされ[8]、10月に旧チームの デンバー・ナゲッツのトレーニングキャンプに参加したが[9]、最終ロースターに残ることが出来ず引退した[10]

2013年Dリーグオースティン・スパーズとアシスタントコーチ契約を結んだ[11]

2015年8月1日、サクラメント・キングスのアシスタントコーチに就任した。

プレースタイル

ディフェンス[12]、パス、リーダーシップに優れていると評価されている[3]

脚注

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  1. ^ Basketball Star Provides Second Chances”. ハワイ大学 (2004年5月). 2010年11月10日閲覧。
  2. ^ Nuggets Re-Sign Carter”. nba.com (2008年7月10日). 2010年11月10日閲覧。
  3. ^ a b Nuggets Re-sign Point Guard Anthony Carter”. everyjoe.com (2009年8月14日). 2010年11月10日閲覧。
  4. ^ Nuggets re-sign Carter, sign free-agent Williams”. nba.com (2010年7月15日). 2010年11月10日閲覧。
  5. ^ Nuggets re-sign Carter, pick up Shelden Williams”. デンバー・ポスト (2010年7月15日). 2010年11月10日閲覧。
  6. ^ Nuggets re-sign Carter and add ex-Celtic Williams”. ロイター (2010年7月15日). 2010年11月10日閲覧。
  7. ^ http://www.nba.com/raptors/news/20111212/21973/raptors-sign-free-agent-guard-anthony-carter
  8. ^ Pacers get Leandro Barbosa
  9. ^ Nuggets announce 2012 training camp roster
  10. ^ Denver Nuggets waive guards Anthony Carter, Ben Uzoh
  11. ^ Anthony Carter is now a D-League assistant coach
  12. ^ Minnesota Timberwolves Re-Sign Free-Agent Guard Anthony Carter”. nba.com (2005年9月9日). 2010年11月10日閲覧。

外部リンク

  • アンソニー・カーター (バスケットボール) --- 略歴と生涯成績 --- NBA (英語),Basketball-Reference (英語)



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