アロジンとは? わかりやすく解説

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アニロホス

分子式C13H19ClNO3PS2
その他の名称リコ、アロジン、アニロホス、Rico、Arozin、Anilofos、HOE-30374、Phosphorodithioic acid O,O-dimethyl S-[2-[(4-chlorophenyl)isopropylamino]-2-oxoethyl] ester、Phosphorodithioic acid O,O-dimethyl S-(4-chloro-N-isopropylanilinocarbonylmethyl) ester、ホスホロジチオ酸=O,O'-ジメチル=S-(4'-クロロ-N-イソプロピルカルバニロイルメチル)
体系名:ホスホロジチオ酸O,O-ジメチルS-[2-[(4-クロロフェニル)イソプロピルアミノ]-2-オキソエチル]、ホスホロジチオ酸O,O-ジメチルS-(4-クロロ-N-イソプロピルアニリノカルボニルメチル)


アロジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/16 08:08 UTC 版)

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アロジンとはアルミニウムクロメート処理をしたもので、日本パーカライジングの商標。

アルミニウムの耐食性、塗装密着性の向上を目的として行われる。またアルマイトと違い、不動態被膜が無い為導電性がある。

概要

処理方法は無色処理(アロジン#1000)と有色処理(アロジン#1200)がある。リン酸クロメートかクロム酸クロメートを使用するかによって色が変わってくる。

リン酸クロメートの場合は緑色の被膜を形成するが、クロム酸クロメートの場合は黄金色の被膜を形成する。[1]またアルミニウム合金の化学成分によって色も多少変化する。

2006年7月に施行されたRoHSに対応するため、クロムを使用しないノンクロムアロジンやパルコート処理という処理もある。

航空機の機体は下地処理をリン酸クロメートの上に緑色のジンククロメートを塗装するのが一般的なため、飛行可能となった状態で行う最初のテスト飛行を「Green Flight」と呼ぶ。

脚注



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