アル・ジャヌーブ・スタジアムとは? わかりやすく解説

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アル・ジャヌーブ・スタジアム

(アル・ワクラ・スタジアム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/05 18:24 UTC 版)

アル・ジャヌーブ・スタジアム
施設情報
所在地 アル=ワクラ, アル・ジャムイーヤ通
起工 2014年
開場 2019年5月16日[1]
所有者 カタールサッカー協会
運用者 カタール政府
グラウンド 天然芝
ピッチサイズ 105 x 68 m
建設費 2.86億ドル
設計者 ザハ・ハディッド
使用チーム、大会
アル・ワクラSCカタール・スターズリーグ
ドーハアジア大会
2022 FIFAワールドカップ
収容人員
40,000[1]

アル・ジャヌーブ・スタジアムアラビア語: استاد الجنوب‎、: Al Janoub Stadium)は、カタールアル=ワクラにある多目的スタジアムである。

ジャヌーブはアラビア語での意味。

概要

収容人数は40,000人[1]。主にサッカーの試合に用いられる。カタール・スターズリーグに所属するアル・ワクラSCサウード・ビン・アブドゥッラフマーン・スタジアム英語版(2006年のドーハアジア大会におけるサッカー競技の会場の一つ)に替わってホームスタジアムとして使用している他、サッカーカタール代表のホームスタジアムとしても利用されている。2022 FIFAワールドカップの会場候補の一つに選ばれており、将来的に45,120人まで収容人数を拡張する予定である[2]。第24回ガルフカップの準決勝1試合が行われ、2022 FIFAワールドカップでは、グループリーグ及び決勝トーナメント1回戦の会場となる予定となっている。

ザハ・ハディッド率いる建築家チームによって手がけられたスタジアムは曲線的なポストモダン建築ネオ・フューチャリズム英語版の要素を併せ持つデザインが特徴で、屋根の外観はカタールの伝統的な漁船「ダウ船」をイメージしたデザインとなっている[3]

2022 FIFAワールドカップ

開催日 時間
(UTC+3)
チーム#1 結果 チーム#2 ラウンド 観衆
11月22日 22:00  フランス 4 – 1  オーストラリア グループD 40,875
11月24日 13:00  スイス 1 – 0  カメルーン グループG 39,089
11月26日  チュニジア 0 – 1  オーストラリア グループD 41,823
11月28日  カメルーン 3 – 3  セルビア グループG 39,789
11月30日 18:00  オーストラリア 1 – 0  デンマーク グループD 41,232
12月2日  ガーナ 0 – 2  ウルグアイ グループH 43,443
12月5日  日本 1 – 1 (延長)

(1–3 PK)

 クロアチア ラウンド16 42,523

交通アクセス

ドーハにほど近い距離にある。ハマド国際空港よりタクシーで約5分。

脚注

  1. ^ a b c Al Janoub Stadium”. Supreme Committee for Delivery & Legacy. 2019年10月3日閲覧。
  2. ^ 2022 FIFA World Cup Bid Evaluation Report: Qatar FIFA.com
  3. ^ Archived copy”. 2019年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月31日閲覧。

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