アルフレッドとエドワードの帰還
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 00:17 UTC 版)
「ハロルド1世 (イングランド王)」の記事における「アルフレッドとエドワードの帰還」の解説
1036年、エマと先夫エゼルレッド2世の息子たち、兄エドワード(後のエドワード懺悔王)と弟アルフレッド・アシリング(Alfred Aetheling)が亡命先のノルマンディーから帰国した。『アングロサクソン年代記』によると、二人は護衛とともにウィンチェスターにいる母親エマを訪問する意図であったというが、家族の再会以上の何かのためにこの旅を決行したのかも知れない。ハロルド支持が優勢の中、ゴドウィンの命令により(ゴドウィンはその頃には明らかにハロルドの側についていた)、アルフレッドはハロルドに忠誠を誓う部下たちに捕らえられ、盲目にされた。その傷がもとでアルフレッドはまもなく死に、護衛も同様の目に遭った。こうしてハロルドは、エドワードとアルフレッドの兄弟がハロルドを退けようとした試みから免れた。
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