アルトハイデルベルグ

アイビー図鑑

アルト・ハイデルベルグ(Alt Heidelberg)

ヘリックス種(Helix) これは習性が風変わりなアイビーである。 ピッツバーグからの変異種で、古い(Alt)という形容詞を被っているがさほど古いものではなく1972年にドイツのハイデルベルグで発見された。 菱形の小葉で直立し、葉と葉の間隔が狭く葉柄がほとんど無いのが特徴。 加えてピッツバーグ系なのでさかんに伸びの速い変異の枝を出す。変異の枝は常に正常な株よりも伸びが数倍も速い。 大鉢では変異が出やすいので小鉢に植える。 地植えしようものなら１年後には変異の枝ばかりが一面に広がって「何、コレ？」ということになる。