アルジャーンの力の指輪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 06:00 UTC 版)
「アルジャーンの器」の記事における「アルジャーンの力の指輪」の解説
アルジャーンの器と並んで有名なものに「アルジャーンの力の指輪」がある。これは、エラム時代の古代都市であるアルジャーンにちなんで名付けられた王室の黄金の腕章で、新エラム時代(紀元前1100年から540年頃)にまでさかのぼり 、他のいくつかの遺物と一緒に、紀元前2千年紀に属すると伝えられている墓で発見された。エラムは、現代のイランの極西部から南西部、つまり現代のフーゼスターンからイーラーム州と、イラク南部の一部を含む地域を中心とした、古代のイランの文明である。首都はスーサ。ヘレニズム時代には、スシアナ(「スーサの地」)はセレウコス朝とパルティア帝国の一部であり、その後、サーサーン朝ペルシャ人とアラブ人が支配権を握った。
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