アルギニンラセマーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/10 10:11 UTC 版)
arginine racemase | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
識別子 | |||||||
EC番号 | 5.1.1.9 | ||||||
CAS登録番号 | 37290-94-1 | ||||||
データベース | |||||||
IntEnz | IntEnz view | ||||||
BRENDA | BRENDA entry | ||||||
ExPASy | NiceZyme view | ||||||
KEGG | KEGG entry | ||||||
MetaCyc | metabolic pathway | ||||||
PRIAM | profile | ||||||
PDB | structures | ||||||
遺伝子オントロジー | AmiGO / EGO | ||||||
|
アルギニンラセマーゼ(Arginine racemase、EC 5.1.1.9)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
-
L-アルギニン
D-アルギニン
従って、この酵素の基質はL-アルギニンのみ、生成物はD-アルギニンのみである。
この酵素は、異性化酵素、特にアミノ酸やその誘導体に作用するラセマーゼやエピメラーゼに分類される。この酵素は、リシン分解、D-グルタミン及びD-グルタミン酸代謝、D-アルギニン及びD-オルニチン代謝の3つの経路に関与している。補因子としてピリドキサールリン酸を必要とする。
出典
- Yorifuji T, Ogata K, Soda K (1969). “Crystalline arginine racemase”. Biochem. Biophys. Res. Commun. 34 (6): 760–4. doi:10.1016/0006-291X(69)90244-7. PMID 5779761.
- アルギニンラセマーゼのページへのリンク