アル・アンダルス=アラビア語とロマンス語との相互交流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 02:09 UTC 版)
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前述の経緯から、アルアンダルスでは他とは異なる変性をしたアラビア語が用いられるようになり、純粋なフスハーは保たれなかった。アラブ人支配層も時と共に土着住民と混血し、その言語もロマンス語やラテン語の影響を免れ得なかった。またアル・アンダルス=アラビア語は、上層言語としてイベリア半島全体のロマンス語に語彙・語法の面で非常に強い影響を与えることによって、モサラベ語を生み出した。その影響は現在のカスティーリャ語やポルトガル語にもつながっている。
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