アサーティブ (音響測定艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/18 03:46 UTC 版)
| T-AGOS-9 アサーティブ | |
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シアトル海軍学校のアサーティブ(2009年)
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| 基本情報 | |
| 建造所 | タコマ造船会社 |
| 運用者 | |
| 艦種 | 音響測定艦 |
| 級名 | ストルワート級 |
| 艦歴 | |
| 発注 | 1982年1月20日 |
| 進水 | 1985年7月30日 |
| 竣工 | 1986年7月20日 |
| 就役 | 1986年9月9日 |
| 退役 | 2004年3月3日 |
| その後 | 2008年12月17日にシアトル海軍学校に移籍 |
| 要目 | |
| 排水量 | 2,535トン |
| 全長 | 224ft(68m) |
| 最大幅 | 43ft(13m) |
| 吃水 | 15ft(4.6m) |
| 機関 | ディーゼル電気 |
| 乗員 | 士官・兵員20名 |
アサーティブ(USNS Assertive, T-AGOS-9)は、ストルワート級音響測定艦の9番艦である。
アサーティブは2004年にアメリカ海軍から退役し、3月31日にアメリカ海洋大気庁(NOAA)に移管された。NOAAは1960年代から運用していた漁業調査船デイビッド・スター・ジョーダンを更新するため、アサーティブを2008年頃までに漁業調査船に改造する事を計画していたが[1]、結局アサーティブを改造するよりも新たな艦を建造するほうがコストパフォーマンスが良いと判断され、この改造計画は実施されなかった。2008年12月11日にアサーティブは連邦海事局に移管され、同月17日にはシアトル海軍学校に移った[2]。
アサーティブは、シアトル海軍学校で夏に30日間の練習航海に使われ、それ以外の時期は工学研究所横のドックに揚げられる。2009年現在、生徒らは何ら制限なく利用できる。教師らと生徒らの検査によって電気システムが機能していないことがわかっており、また、離岸はできない。艦橋には海鳥が巣を作っている[3]。2012年10月、アサーティブは売却リストに入れられた[4]。
参考文献
- ^ [1]"Report of NOAA's Ship Platform Requirements FY 2003 - FY 2012" Created July 29, 2004, Accessed online February 28, 2009.
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2009年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年3月1日閲覧。"FY 2010 to FY 2024 NOAA Ship Recapitalization Plan" Accessed online February 28, 2009.
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2009年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年3月1日閲覧。 "Former Ocean Surveillance Ship Arrives at SMA" Created December 29, 2008, Accessed online February 28, 2009.
- ^ [2]
- この記事はアメリカ合衆国政府の著作物でありパブリックドメインであるNaval Vessel Registerに由来する文章を含んでいます。 記事はここで閲覧できます。
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