アクション制の採用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 15:40 UTC 版)
「Netrunner (カードゲーム)」の記事における「アクション制の採用」の解説
Netrunnerの最大の特徴は、ゲーム進行の単位として「アクション(Action)」を採用した点にある。各プレイヤーは1ターンごとに、Corpは3アクション(+強制ドロー)、Runnerは4アクションが割り当てられる。各プレイヤーは、1アクションごとに「山札から一枚引く」「1Bitを獲得する」「カードを場に出す」「場に出したカードを使う」「Agendaを進める」「Runを行う」などの行動を任意に選択できる。 アクション制の採用により、Netrunnerは自由度の高いゲームプレイを可能としている。たとえば、多くのトレーディングカードゲームが採用する「ターンの最初に山札から一枚引いて手札にする」というルールは、とりわけRunner側において必須ではない。すなわち、1ターンのうちに4アクション全てを消費して4枚ドローすることを選べる一方、全てのアクションをBitの獲得に費やし、1枚も山札を引かないことも可能である。 また、アクション制の下では、各アクションから効率よくパフォーマンスを生み出すことを意識したゲームプレイが重要となる。これは、カード・コスト・各種行動といった相互に異なる要素を、「1アクション」という共通の単位の下で評価できるからである。このため、他の同種のゲームと比べて、各リソースの兌換性が特に前面に押し出されたゲームデザインとなっている。
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