アエモノ

デジタル大辞泉

あえ‐もの〔あへ‐〕【^▽和え物／^×韲え物】

読み方：あえもの

野菜・魚介などを、味噌・酢・ごま・からしなどでまぜ合わせた料理。

あえ‐もの【^▽肖え者】

読み方：あえもの

１ 感化されて似ているもの。

「妙法寺の別当大徳(だいとこ)の、産屋(うぶや)に侍りける、—となむ嘆き侍りたうびし」〈源・常夏〉

２ 似せたいと思うもの。あやかりもの。手本。

「年ごろ持たせ給へりける（物ヲ）取り出でさせ給ひて、やがて—にもとて奉らせ給ふを」〈大鏡・師輔〉

難読語辞典

和え物

読み方：アエモノ（ａｅｍｏｎｏ）

野菜・魚介などを、酢・味噌・胡麻などとまぜ合わせた料理

肖者

読み方：アエモノ（ａｅｍｏｎｏ）

似たいと願う対象

歴史民俗用語辞典

和物

読み方：アエモノ（ａｅｍｏｎｏ）

室町時代の本膳料理の一。

別名 韲物

肖者

読み方：アエモノ（ａｅｍｏｎｏ），　アヤカリモノ（ａｙａｋａｒｉｍｏｎｏ）

似せたいと思う対象、手本。

韲物

読み方：アエモノ（ａｅｍｏｎｏ）

室町時代の本膳料理の一。

別名 和物