アエミリウス・パーピニアーヌス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 22:43 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動アエミリウス・パーピニアーヌス(Aemilius Papinianus、142年? - 212年) は、古代ローマの法学者。
人物
その生涯の詳細は定かでない。エメサ出身とされる。クィントゥス・ケルウィディウス・スカエウォラの弟子。212年カラカラ帝に逆らって処刑された。著書に抽象度の高い綱要である『定義録』、実務上の難問を扱う『解答録』がある。弟子にドミティウス・ウルピアーヌス、ユーリウス・パウルスがいる。
426年の引用法によって特別な権威とされた5名の法学者(ガーイウス、ウルピアーヌス、パウルス、モデスティーヌス)と並ぶ1人とされている。
参考文献
- ウルリッヒ・マンテ著・田中実・瀧澤栄治訳『ローマ法の歴史』(ミネルヴァ書房)
関連項目
固有名詞の分類
ローマ法学者 |
アエミリウス・パーピニアーヌス アンドレーア・アルチャート ルドルフ・フォン・イェーリング ユーリウス・パウルス 眞田芳憲 |
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