アイスランド征伐と国章の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 09:13 UTC 版)
「ハーラル1世 (デンマーク王)」の記事における「アイスランド征伐と国章の由来」の解説
詳細は「ランドヴェーッティル」を参照 『ヘイムスクリングラ』所収『オーラヴ・トリュッグヴァソン王のサガ』の第33章「ハラルド・ゴルムスソン」によれば、かねてより自身を嘲笑うアイスランド人の征伐を試みたハーラルは、魔法使いをアイスランドに送りその状況を報告するように命じた。鯨に姿を変えアイスランドに辿り着いた魔法使いは、東のヴァープナフィヨルドで竜に出会い、北では翼が山の両斜面につくほどの大きな鳥に、西ではおそるべき叫び声をあげる雄牛に、南では山より高い巨人たちに襲われた。これらの守護神がいるため上陸すらできなかった魔法使いは、アイスランドを去ってハーラルに状況を報告し、ハーラルはアイスランドをあきらめデンマークへと帰っていったという。この逸話はアイスランドの国章デザインのモチーフともなっている。
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