ワンセグ‐ほうそう〔‐ハウソウ〕【ワンセグ放送】
読み方:わんせぐほうそう
「ワンセグ」に同じ。
ワンセグ放送(わんせぐほうそう)(one segment broadcasting)
携帯電話やカーナビなどの移動体通信機器で地上波デジタル放送を受信できるサービスのこと。2006年4月にワンセグ放送が始まる。
地上波デジタル放送では、1つのチャンネルに割り当てられた放送用電波を13個のセグメントに分割し、そのうち12個のセグメントをハイビジョン放送、残りの1個のセグメントを移動体向けに使用する。1個のセグメントを使った放送サービスであることから、ワンセグ放送と名づけられた。
どこにいてもテレビ放送を受信できる携帯電話は、ワンセグ放送のターゲットとして有力視されている。携帯電話の画面は小さいものの、データ通信を併用することによって、放送と通信の融合が容易に実現すると考えられている。
携帯電話会社や放送局などは、iモード以来の新しい技術に期待を寄せている。
(2006.01.16掲載)
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