ゆうパックへの移行に伴う処置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 07:00 UTC 版)
「ペリカン便」の記事における「ゆうパックへの移行に伴う処置」の解説
しかし、JPEXの赤字拡大がとまらない事もあり、統合方針を見直しすることとなったため、2010年7月1日を目処に、JP POST がJPEXの事業の譲受することになり、ペリカン便のサービスレベルを取り入れた「ゆうパック」として、宅配便事業を統一することが、2009年12月24日付で発表され、JP POST による譲受の後、速やかにJPEXを清算する方向であることが明らかになった。これにより、一般のペリカン便ブランドは消滅した。 なお、コールセンターのフリーコール番号・配達時間帯指定・セキュリティサービスなどは、JP POST の譲受により、「ゆうパック」へ継承されている。JPEX名の送り状については、当面はゆうパック用のものと同様、一部のサービス専用のものを除けば従前どおり利用可能としている(「日本通運」の名が記載された送り状については使用不可となった)。 この措置にともなって「ゆうパック」側ではJPEXのラベル仕様を継承した「元払A」ラベルと「元払B」ラベルが新設されている。ふたつの違いは取次店控えの有無である。つまり「ゆうパック」でそれ以前から使われていた「B-2」ラベルと「B」ラベルの相違点とほぼ同様である。JPEXから継承したラベルと従来からのラベルの相違点は、到着通知ハガキの設定がない部分(代わりに、受取人控え片がある)とラベルサイズに止まり、それ以外の点はほぼ同一の利用できる。ゆうパックの「A」ラベルは「C」ラベルに統合された(旧来のゆうパック「A」ラベルは「C」ラベルに挿入されている取扱店控えがないものであった)。着払ラベルは従来のゆうパックベースのものに一本化された。
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