もっと接近しましょ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/05 10:45 UTC 版)
「もっと接近しましょ」 | ||||
---|---|---|---|---|
石川秀美 の シングル | ||||
初出アルバム『THE BEST HIDEMI 20』 | ||||
B面 | あなたとタイトロープ | |||
リリース | ||||
規格 | シングルレコード | |||
ジャンル | ポップス・歌謡曲[1] | |||
時間 | ||||
レーベル | RCA / RVC | |||
作詞 | SHOW | |||
作曲 | 黒住憲五 | |||
チャート最高順位 | ||||
石川秀美 シングル 年表 | ||||
|
||||
『もっと接近しましょ』(もっとせっきんしましょ)は、石川秀美の13枚目のシングル。1985年1月23日にRVC(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)から発売された。
概要
表題曲「もっと接近しましょ」は、当時日本でもヒットしていた洋楽に強い影響を受けて制作された[3]。テレビ番組などで歌唱する際はダイナミックな振りで始まり、サビの部分では床に手が着きそうな激しいアクションを見せ、アウトロにもダンスが組み込まれた[4]。
作詞を担当したSHOWとは吉田勝一のペンネーム[4]。ほかにも南沙織、嶋大輔、三田寛子らに詞を提供しているが、特に石川への提供が多く、アルバム『セミ・スイート』『サマー・ブリーズ』収録曲などの作詞も手掛けている。作曲はシンガーソングライターの黒住憲五が担当した。黒住は近年、シティ・ポップのシンガーとしても再評価されている[4]。
オリコン・シングルチャートでの最高位は4位[2]。石川のシングルの中では、最も上位にランクインしたシングルとなった[4]。
ちなみにこの曲は、イントロでのサックスのフレーズとAメロがシーラ・Eの「グラマラス・ライフ」に酷似しており[5]、明らかに意識して作ったと思われるとして、当時話題となった[6]。
受容
「もっと接近しましょ」は、ファミリーコンピュータ「ぺんぎんくんWARS」のオリジナル版BGMとして使用された[7]。当ゲームの新装版でNintendo Switchのアーケードゲームとして2017年9月に配信が開始された「ぺんぎんくんギラギラWARS」では、この曲のアレンジバージョンが使用された[8]。
収録曲
関連項目
脚注
出典
- ^ “石川秀美 = Hidemi・Ishikawa – もっと接近しましょ – Vinyl (7", 45 RPM, Single), 1985”. Discogs. 2025年9月26日閲覧。
- ^ a b “もっと接近しましょ|石川秀美”. ORICON NEWS. oricon ME. 2025年9月26日閲覧。
- ^ 石川 2004
- ^ a b c d “①石川秀美「もっと接近しましょ」|1985年アイドルHIT SONGコレクション!”. otonano ウェブで読める大人の音楽誌. ソニー・ミュージックレーベルズ. 2025年9月27日閲覧。
- ^ “今こそ堪能、石川秀美の魅力!秀樹の妹はセクシーロックンローラー”. Re:minder. 2025年9月27日閲覧。
- ^ “シーラ・E「グラマラス・ライフ」”. This is POP...?!. 2025年9月27日閲覧。
- ^ “『ぺんぎんくんギラギラWARS』開発者インタビュー 1985年生まれのぺんぎんくんに訪れた“いつかギラギラする日”とは?”. CITY CONNECTION. 2025年9月27日閲覧。
- ^ “『ぺんぎんくんギラギラWARS』公式サイト”. ファミ通.com. 2025年9月27日閲覧。
参考資料
外部リンク
- もっと接近しましょのページへのリンク