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漫画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 13:44 UTC 版)

漫画(まんが、英語: comicコミック) / 複数形:英語: comicsコミックス)、cartoon、manga)は、狭義では笑いを企図したをいい、「戯画カリカチュア)」の概念と近い。広義では、必ずしも笑いを目的としない「劇画」「ストーリー漫画」「落書き」「アニメ」なども含み、幅広い意味を持つ。マンガという表記も漢字以上に広く使われており、特に漫の字がユーモアを想起させることから、広義で用いる場合はその傾向がある。


注釈

  1. ^ 日本漫画家協会の英称はTHE JAPAN CARTOONISTS ASSOCIATIONであり、マンガ大賞の英称もCartoon grand prizeである。
  2. ^ 同様に銃器の取り扱いなどを解説する学習アニメも企画され、ディズニーなどが請け負っていた。これらは終戦後には廃れており、幼児教育向けのみが残っている。

出典

  1. ^ 茨木正治『メディアのなかのマンガ』臨川書店、2007年。ISBN 9784653040118 
  2. ^ 漫画会館所蔵品展「楽天・異国へのまなざし」”. さいたま市プラザノース (2011年1月). 2014年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月10日閲覧。 “(北沢)楽天は政治風刺画や風俗漫画の執筆で活躍した日本で初めての職業漫画家でした。明治期に外国から入ってきた「comic(コミック)」「cartoon(カートゥーン)」の訳語として漫画という言葉を広めたのもまた、楽天でした。”
  3. ^ 「マンガジャンル・スタディーズ」p3 茨木正治編 臨川書店 平成25年4月30日初版発行 ISBN 4653041962
  4. ^ 「平常、舗中ニ在ツテ梧ニ凭リ、偶、夫ノ貴賎士女老少等ノ大路ニ交加スル所ヲ漫畫シ」 山東京伝『四時交加』(1798年)序文
  5. ^ 北斎漫画 - 近代デジタルライブラリー
  6. ^ 「マンガ文化 55のキーワード」(世界文化シリーズ別巻2)p9 竹内オサム・西原麻里編著 ミネルヴァ書房 2016年2月25日初版第1刷発行
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  9. ^ 「マンガ文化 55のキーワード」(世界文化シリーズ別巻2)p4-7 竹内オサム・西原麻里編著 ミネルヴァ書房 2016年2月25日初版第1刷発行
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  16. ^ 「アメリカに日本の漫画を輸出する ポップカルチャーのグローバル・マーケティング」p141-142 松井剛 有斐閣 2019年3月15日初版第1刷発行
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  23. ^ 「はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド」 (玄光社MOOK) p18 原正人監修 玄光社 2013年7月7日初版発行
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  26. ^ 「アメリカに日本の漫画を輸出する ポップカルチャーのグローバル・マーケティング」p36-42 松井剛 有斐閣 2019年3月15日初版第1刷発行
  27. ^ 韓国発の電子コミック注目 近年急増、世界市場で存在感 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト at the Wayback Machine (archived 2020-07-03)
  28. ^ a b 増田弘道 (2012年9月11日). “出版物の3冊に1冊を占めるけど……危機を迎える日本のマンガ(前編)”. ITmedia ビジネスオンライン. 2023年3月3日閲覧。
  29. ^ 「2020年のコミック市場規模発表 紙+電子で23.0%増の6,126億円、統計開始以来史上最大 紙は13.4%増、電子は31.9%増」公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所 2021年2月25日 2021年3月21日閲覧
  30. ^ 竹内亮 (2022年3月2日). “「未だに日本が世界一だと勝手に考えているだけなのです…」中国に移住した“サラリーマン漫画家”が語る“日本漫画界”のリアルな現状”. 文春オンライン. 2023年3月3日閲覧。
  31. ^ 三木美波 (2022年3月15日). “あのDMMがWebtoon事業に参入、本気の資本と戦略ではじまるGIGATOON!代表取締役とCOOインタビュー”. コミックナタリー. 2023年3月3日閲覧。


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