Ｐａｐｅｒ師

隠語大辞典

Ｐａｐｅｒ師

読み方：ぺーぱし，ぺーぱーし

1. 贋造紙幣行使者又ハ行使ヲ手段トシ詐欺ヲ犯ス共謀者。〔第二類　人物風俗〕
2. 贋造紙幣ノ行使ヲ手段トスル詐欺又ハ数人ノ共謀ニ依リ、真正ノ通貨ヲ目的ノ人物ニ差示シテ之ヲ贋造ナリトシ、密造行使ノ共謀ヲ勧誘シテ、製作ノ資金其他ノ名義ニ依リ、金銭ヲ騙取スルノ所為及其犯人ヲ云フ。〔第三類　犯罪行為〕
3. 贋造紙幣を使ふ者のことをいふ。英語のPaper（ペーパー）「紙」から来たもの。〔犯罪語〕
4. 贋造紙幣を使ふ詐欺師。
5. 贋造紙幣を使ふ者のことをいふ。英語のPaper（ペーパー）「紙」から来たもの。
6. 贋造紙幣造幣犯又は行使犯人。或は贋造紙幣を巧妙に作り得ると詐称し強慾者を瞞着して財物を詐取する詐欺犯人を云ふ。
7. 贋造紙幣を行使する犯人。ペーパーは英語の紙、紙幣の紙はペーパー。
8. ペーパー師の行う詐欺。大阪。
9. ペーパー師、つまり、詐欺師の一種で、偽造紙幣売買、或いは、その製造をするのに資金が入用だと相手をだまして金品を騙取する者。〔一般犯罪〕

分類 犯罪、犯罪語

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。