ぶらんけっと

デジタル大辞泉

ブランケット【blanket】

読み方：ぶらんけっと

１ 毛布。ケット。

２ オフセット印刷で用いられる転写材。

３ 核融合炉などの炉心を覆う部品。放射線を遮蔽し、中性子の回収とそれを利用した燃料製造を行う部分。

ダム事典

ブランケット　（ぶらんけっと）

ダムの上流側の基礎岩盤表面に不透水性または難透水性の材料を設置し、遮水性を高める方法。材料としては、土質材料、コンクリートなどがあります。

核融合用語集

ブランケット

読み方：ぶらんけっと

核融合炉において、熱を取り出し、燃料のトリチウム（三重水素）を生産する役割を担うのがブランケットです。これは真空容器の内側にプラズマを取り巻くように配置される。プラズマで発生した中性子は大きなエネルギーを持ち、これをブランケット内で熱に変えて発電に用います。同時に中性子とリチウムを反応させて、トリチウムを生産します。ITERではテストブランケットモジュールでいくつかのタイプを試験する予定です。