ひるとんび

デジタル大辞泉

ひる‐とんび【昼^×鳶】

読み方：ひるとんび

１ 昼間、人家などに忍び込むこそどろ。ひるとび。

「この—めえ、何をするのだ」〈人・梅児誉美・四〉

２ 掏摸(すり)のこと。

「わりゃあ—か、懐めがけて引っさらふ」〈伎・霊験曽我籬〉

隠語大辞典

昼トンビ

読み方：ひるとんび

1. 万引スルコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・石川県〕

分類 石川県

昼鳶

読み方：ひるとんび

1. １　昼間人の家に忍び入りて財物をかすむる盗賊。２　すりをいふ、摂津の方言。
2. 〔犯〕昼間の空巣又は掻浚ひ盗をいふ。「トンビ」に同じ。

分類 摂津、犯

昼鳶

読み方：ひるとんび

1. 昼間人家ヘ忍ヒ入リ金品ヲ盗ミ取リタルコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・茨城県〕
2. 本類「ひるわし」「ひなか」等同意。〔第三類　犯罪行為〕
3. 白昼人家に忍び込んで金品を盗む者のことをいふ。空巣覗ひと同じ。
4. 昼間の空巣ねらひを云ふ。
5. 昼間人家に忍んで金品を盗む賊のこと。
6. 白昼一人家に忍び入り金品を盗む者。〔一般犯罪〕
7. 白昼の空巣ねらいのことをいう。「ひるわし」ともいう。

分類 犯罪、犯罪語、茨城県

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