はとのめとは? わかりやすく解説

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はと‐の‐め【×鳩の目】

読み方:はとのめ

《「鳩の目銭」の略。円形で、銭の穴が鳩の目に似ているころから近世初期伊勢参宮の人が賽銭(さいせん)代わりにまいた私鋳鉛銭表裏とも文字がなく、銭1文につき10文ないし12文で交換した勢州宮銭伊勢宮銭。通宮銭鳩目

「宮廻り蒔銭(まきせん)に—といふをかしげなる鉛銭(なまりぜに)」〈浮・永代蔵・四〉


鳩の目

読み方:はとのめ

  1. 賽銭用ふるため作り鉛銭をいふ。〔日本永代蔵〕四、いづれの世より、小才覚らしく宮廻り蒔銭に鳩の目といふをかしげなる鉛銭、百と云て六十つなぎにして、扨もせちがらき人心、豊なる福の神これを笑ひ給ふべし。〔後撰夷曲集散銭所によりてかはりけり難波のあしを伊勢の鳩の目。
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