なるべく一人では対処しない
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 16:49 UTC 版)
「応急処置」の記事における「なるべく一人では対処しない」の解説
近くにいる人間に負傷者が居ることを必ず知らせる必要がある。もし、医師・看護師などの有資格者がいれば、より的確な対応が可能となる。どうしても周囲に誰もいなければ、自身が対処することとなる。 ただし、「川で人がおぼれている」などといった状況では、自身が川に入りその人を助けようと試みるのは(見た目は非常に勇気ある行為であり格好良いが)あまり望ましいとは言えない。多くの場合では、救助者も救助を求める側になってしまい、状況がより悪化するためである(仮に1人が川でおぼれていれば、1人にレスキュー隊などの救助の手が100%行き渡るが、2人が川でおぼれてしまえば、単純計算で1人に対しての救助の手が50%になってしまう)。最悪な場合、2人とも命を落とすということもありえる。このような状況では、まず119番通報し、もしあれば浮き具の代わりとなる物を投げ渡すといった行為をするだけで十分である。自分を危険に晒してはならない。
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