ツール・ジョイント
【英】: tool joint
掘り管の両端についている丈夫な鋼製のカップリングである。このツール・ジョイントは傾斜した粗いねじとシーリング・ショルダー(わが国の掘削作業員は“胴付”と呼んでいる。これがぴたりと合わさると漏洩{ろうえい}しなくなる。すなわち、メタル・ツー・メタル・シールである)を持っていて、ドリル・ステムの全重量をつるすことができ、また何回も繰り返される締め戻しの負担に耐え、そして気密性を保持するようになっている。ツール・ジョイントの雄ねじになっているものをピン(pin)と呼び、掘り管の一端に付けられ、雌ねじになっているものはボックス(box)と呼ばれ、同じパイプの他端に付けられる。ツール・ジョイントはパイプに溶接、ねじ込み、ねじ込んだあとで溶接などの方法によって取り付けられる。大抵のツール・ジョイントの外周は摩耗防止のために超硬金属の帯で硬装されている。ツール・ジョイントの種類はいろいろあるが、インターナル・フラッシュ(IF)、フル・ホール(FH)、レギュラー(REG)がよく使われる。 |

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