ちまきの注文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 01:26 UTC 版)
ちまきの注文の多くは、上新粉を練って笹で包んだ白ちまきであった。味は付けていないので食べ方としては敷砂糖と言い、器に砂糖を敷いてまぶしながら食べたり、また澄まし汁に入れて食べることもあった。また白ちまき以外では黄色いちまき、その他砂糖ちまきなどの注文が入ることもあった。 ちまきは葬儀や法事の際や、即位式や大嘗祭などに際して、餅類や赤飯と同時に注文された。貞享元年(1684年)6月の東福門院七回忌に11000本、そして宝暦13年(1763年)11月の後桜町天皇即位式に際しては19800本という白ちまきの大量注文があった。このような大量注文を受けると赤飯の大量注文時と同じく、川端道喜はご近所である六丁衆の助力を受けて大量注文に応じた。
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