だいこういん

デジタル大辞泉

だいこう‐いん〔ダイクワウヰン〕【大光院】

読み方：だいこういん

群馬県太田市にある浄土宗の寺。山号は義重山。慶長18年（1613）徳川家康が新田義重の菩提所として建立。開山は、呑竜(どんりゅう)。関東十八檀林の一。新田寺。子育て呑竜。太田の呑竜。

世界宗教用語大事典

だいこういん 【大光院】

群馬県太田市にある浄土宗の寺。義重山新田寺。一六一三（慶長一八）年、徳川家康が遠祖新田義重の追善に建立、増上寺存応の推挙で呑竜を開山に迎えた。呑竜（一五五六～一六二三）は武蔵の人。孝心のため国禁を犯した子をかくまい、難産者に安産祈願の名号を与え、貧者の子を養育するなどして「子育て呑竜」と尊ばれた。太田は大光院の門前町として栄えた。関東十八檀林の一つ。→ 檀林