その他の立体チェス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/06 23:58 UTC 版)
立体チェスの他の例としては、Gnu/Linux用のプログラム"3dchess"があげられる。これは8×8×3の盤を用いる。中央の盤には通常の駒が置かれるが上下の盤面にはプリンス(Prince)、プリンセス(Princess)、アベー(Abbey)、カノン(Cannon)、ガリー(Galley)という独自の駒が置かれる。同様に8×8×3の盤を使うものにミレニアム3Dチェス(Millennium 3D Chess)がある。 アイザック・アシモフのSF短編「完全にぴったり」には、8×8×8の立体チェスが登場する。同様のゲームは長編『宇宙の小石』においても言及されている。SFにおける他の例としてはフランク・ハーバートの『デューン』シリーズに登場する、チェオプスまたはピラミッド・チェスがある。これはピラミッド型の盤を用い、敵のキングに王手をかけると同時に自分のクイーンをピラミッドの頂点に置くことを目的としたゲームである。ファンタジーの分野ではゲイリー・ガイギャックスの著作に、非常に特殊化された立体チェスであるドラゴン・チェス(dragon chess)が登場する。また、田中芳樹の『銀河英雄伝説』にも三次元チェスが存在する。
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