すごろクエスト ダイスの戦士たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/14 15:12 UTC 版)
ジャンル |
コンピュータRPG ボードゲーム |
---|---|
対応機種 | ファミリーコンピュータ |
開発元 | テクノスジャパン |
発売元 | テクノスジャパン |
デザイナー | 白戸政男 |
プログラマー |
かしわやひでとし まえだてるひろ 佐藤博 松本康裕 ふくはらげんえい もりしんいち |
音楽 |
中野テルヲ かめおかよしひろ 平沢道也 |
美術 | 白戸政男 |
シリーズ | すごろクエストシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | 1メガビットロムカセット |
発売日 |
![]() |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) IARC:7+ ESRB:E10+(10歳以上) |
コンテンツアイコン |
IARC:暴力 (軽度) ESRB:Fantasy Violence, Mild Blood |
その他 | 型式:TJC-Q7 |
『すごろクエスト ダイスの戦士たち』(すごろクエスト ダイスのせんしたち、英題:Sugoro Quest: Dice Heroes) は、1991年6月28日にテクノスジャパンより発売されたファミリーコンピュータ用ソフト。
ゲームシステム
ダイス(サイコロ)を使ってマップの移動や戦闘を行い各エリアのボスモンスターの討伐を目指すという、すごろくとRPGを組み合わせたようなゲームシステムが特徴となっている[1][2]。
「サイランド王国」にある6つのエリアが冒険の舞台となる。各エリアの開始前に拠点で装備品や道具などの準備を整えた後、以下の4人のうち1人を操作キャラクターとして選択する。
各エリアはすごろくのようにマスが並んでおり、ダイスを振って出た数だけ進む。マスには体力回復や能力強化など様々なものがあり、一部のイベントマスでは強制的に足止めされる。何もないマスに止まると敵との戦闘が開始される。
戦闘シーンでは、プレイヤー側と敵側がともにダイスを振る。打撃攻撃と魔法では、出目が敵よりも大きければ成功、小さければ敵からの反撃となり、出目の数字の差が威力の大きさとなる。また、出目が同じ場合は振り直しとなり、ここで勝負がつくと負けたほうのダイスが崩れて大きな威力となる。
プレイヤーは戦闘中に「ダイスマン」を呼ぶことができる。ダイスマンは出目によって1号から6号のうち1体が現れ、プレイヤーの代わりにダイスを振って様々な効果を発動させる。
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 備考 | 出典 |
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1 | すごろクエスト ダイスの戦士たち |
![]() |
Windows | テクノスジャパン | D4エンタープライズ | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
[3] | |
2 | すごろクエスト ダイスの戦士たち |
![]() |
Wii | テクノスジャパン | アークシステムワークス | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
||
3 | すごろクエスト ダイスの戦士たち |
![]() |
ニンテンドー3DS | テクノスジャパン | アークシステムワークス | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
[4] | |
4 | すごろクエスト ダイスの戦士たち |
![]() |
Wii U | テクノスジャパン | アークシステムワークス | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
[5] | |
5 | すごろクエスト ダイスの戦士たち |
INT 2025年2月7日 |
Nintendo Switch PlayStation 4 PlayStation 5 Xbox One Xbox Series X/S |
ラタライカゲームス | Shinyuden(国内Switch) ラタライカゲームス(それ以外) |
ダウンロード | 英語、スペイン語に対応 | [1][6] |
- Nintendo Switch/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X/S版
- Shinyuden及びラタライカゲームスより発売。日本以外では初リリースとなる[6]。オリジナル版のほか、16bitのゲーム風にグラフィックやBGMがリライトされたモードがあり、ゲーム中好きな時に切り替える事ができる。ほか、どこでもセーブ機能や各種チート機能を搭載している[7]。
スタッフ
- 企画:白戸"FUNNY"政男
- ドット・ワーク:皆川"BOY"浩治、かたぎりまさみち、よこやま"P"かずとし、吉田晶彦、白戸"DUNGEON"政男
- キャラクター・デザイン:白戸"MASTER"政男
- プログラマー:かしわや"30"ひでとし、まえだ"68000"てるひろ、佐藤"OYAJI"博、MATSUMOCCHAN(松本康裕)、ふくはら"GREAT"げんえい、もり"HUKKER"しんいち
- サウンド:"SONIC SKY"NAKANO(中野テルヲ)、"MONOPOLY"KAMEOKA(かめおかよしひろ)、"DAITIKUN"HIRASAWA(平沢道也)
- パブリッシャー:向井"MIMOO"久美子、山根"ELF"明子
- スペシャル・サンクス:TOMY、のぐちあつこ、NEDACHIN(根立克行)、谷本敦、あんどう"BEN"つとむ、甲斐"SIOSIO"浩二、西村"DAD"成孝
評価
評価 | ||||||||
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|
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計29点(満40点)[8]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り22.1点(満30点)となっている[9]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.9 | 3.5 | 3.4 | 3.5 | 3.8 | 4.0 | 22.1 |
脚注
- ^ a b “サイコロを振って戦うRPG「すごろクエスト ダイスの戦士たち」がPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Switchで2月7日に配信!”. Gamer (2025年1月30日). 2025年1月31日閲覧。
- ^ “Switch『すごろクエスト:ダイスの戦士たち』が2/7登場。かつてファミコンで人気を集めた《すごろく》感覚で遊べるRPG!”. 電撃オンライン (2025年1月30日). 2025年1月31日閲覧。
- ^ “「EGG」,コンシューマ機&アーケード向け作品の配信が決定”. 4Gamer.net. Aetas (2010年3月17日). 2025年2月14日閲覧。
- ^ “すごろく感覚で遊べるRPG『すごろクエスト ダイスの戦士たち』3DSVCで配信”. iNSIDE. IID (2013年3月13日). 2025年2月14日閲覧。
- ^ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2015年6月3日). “Wii Uバーチャルコンソール6月10日配信タイトル ― 『プーヤン』『マリオ&ルイージRPG2』”. iNSIDE. IID. 2025年2月14日閲覧。
- ^ a b “Sugoro Quest: Dice Heroes coming to PS5, Xbox Series, PS4, Xbox One, and Switch on February 7” (英語). Gematsu (2025年1月30日). 2025年1月31日閲覧。
- ^ RIKUSYO / Akira Horie (2025年2月7日). “SFC風新規グラフィックモード搭載で、90年代ファミコンすごろくRPG『すごろクエスト ダイスの戦士たち』が現世代機向けに発売! どこでもセーブやフィルタ機能なども”. Game*Spark. IID. 2025年2月15日閲覧。
- ^ a b “すごろクエスト ダイスの戦士たち まとめ [ファミコン] / ファミ通.com”. KADOKAWA CORPORATION. 2017年7月16日閲覧。
- ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、66頁、雑誌26556-4/15。
外部リンク
固有名詞の分類
ファミリーコンピュータ用ソフト |
ハイドライド ドラゴンクエスト すごろクエスト ダイスの戦士たち スーパースターフォース グーニーズ2 フラッテリー最後の挑戦 |
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