しあわせ乳業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/06 15:04 UTC 版)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | ![]() 〒027-0361 岩手県宮古市田老字小堀内19-15 |
設立 | 2000年6月15日 (創業:1984年6月) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 2400001007150 |
事業内容 | 乳製品の製造販売 牧場運営 飲食店運営 ほか |
代表者 | 佐藤力(代表取締役社長) |
資本金 | 4800万円 |
従業員数 | 5名 |
決算期 | 10月 |
外部リンク | www |

しあわせ乳業株式会社は、岩手県宮古市にある乳業メーカーである。同市で唯一のメーカーで、自然放牧で飼育された牛から搾った牛乳や乳製品を販売している。また、同市内で洋菓子店の運営も行っている。
歴史
1984年6月に中洞正による個人経営の牧場「中洞牧場」として創業。中洞は24時間365日、牛を屋外に放牧して飼育する「周年昼夜型放牧」を確立した。
1997年には自前で生乳加工処理プラントを建設して牛乳の製造販売を開始。2000年に有限会社として法人化したのち、2003年には株式会社化。2007年には新社長として佐藤力が就任し、2008年に「しあわせ乳業株式会社」へ社名変更した。
2017年、牧場でヤギの飼育を始めたことがきっかけで、ヤギの乳を使用したプリン、ヨーグルト、クッキーやケーキなどの製品を開発[1]。2019年3月、三陸鉄道・JR東日本宮古駅前にヤギミルクスイーツ専門店「パティスリー レ・ド・シェーブル」を開店した。取扱い商品のヤギミルククリームパンがテレビ番組で取り上げられ、一時は購入まで半年待ちとなる[2]ほどの人気となった。2023年10月には宮城県仙台市にも出店した[3]が、2025年2月に閉店した[4]。
取扱商品
- 「四季むかしの牛乳」
- 「しあわせ牧場カップアイス」
脚注
- ^ 植田尚子「日本で初めての「山羊ミルク」スィーツ専門店。山羊ミルクで日本をしあわせにしたい!日本で初めての山羊スィーツをゼロからスタートし、宮古市に新たな価値を創造する」(pdf)『中小企業と組合』第924号、全国中小企業団体中央会、2022年2月、2025年7月6日閲覧。
- ^ 「しあわせ乳業「パティスリー・レ・ド・シェーブル」 ヤギのイボンヌちゃんが人気」『繊研新聞』繊研新聞社、2021年11月24日。2025年7月6日閲覧。
- ^ 『ヤギミルク専門のパティスリーレドシェーブル仙台店、10月20日仙台にオープン』(プレスリリース)2023年10月16日 。2025年7月6日閲覧。
- ^ @lait_de_chevre「レドシェーブル仙台店が2月24日で閉店」2025年2月9日。X(旧Twitter)より2025年7月6日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- パティスリー レ・ド・シェーブル
- レドシェーブル イボンヌ (@lait_de_chevre) - Instagram
- レドシェーブル (@lait_de_chevre) - X(旧Twitter)
固有名詞の分類
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