こりつはとは? わかりやすく解説

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こりつ‐は【孤立波】

読み方:こりつは

単独の山または谷だけが波形変えず一定の速度伝播する波。19世紀英国技術者J=Sラッセル水面生じた局所的な波が伝播する現象観察し、孤立波と名付けた粒子のように振る舞う孤立波は特にソリトンという。


孤立波(こりつは)solitary wave

浅水波形変えずに伝わる、ただ一つの峰を持った線形波。クノイダル波波長無限大とした極限にあたる。うねり等が海岸近くの浅い部分進入したとき、峰が尖り谷が平になるが、平らな谷に隔てられ個々の峰の振舞いが、孤立波で近似できるアーセル数が1のオーダーで、波を支配する方程式KdV方程式となり、自然界広く存在する線形孤立波の一つの例として、粒子的な振舞いをする。


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